それでは今回は、実際に購入につながる広告用画像の作り方の実践編に移っていきましょう。SNS広告用画像を作成するのは、専門知識がないとハードルが高いと感じる方もいるでしょう。
しかしこれまで同様Canvaを活用すれば、専門知識のない初心者でも作成は十分可能です。これから実演付きでどのように画像を作成すればよいか解説するので、初めて広告用画像を作成する方は一緒に手を動かしてみてください。
CanvaでSNS用広告画像を作成する手順
では、さっそく実践編に移りましょう。CanvaでSNS用広告画像を作成する場合、以下の手順に従って進めていきましょう。
- サイズを決める
- テンプレートを選択する
- 自分仕様にアレンジする
- 外部から素材を取り入れる
- サイズを確認する
これからステップ別にどのように進めればよいか、解説します。皆さんもCanvaを立ち上げて、準備しておいてください。
サイズを決める
Canvaを開き、トップ画面を表示しておいてください。ここからまずやってほしいのは、広告のサイズの設定です。以下のスクショは、Canvaのトップ画面です。

いくつかアイコンがありますが、そのなかでも今回は「SNS」を選択しましょう。すると以下のような画面に切り替わります。

このようにさらにいくつかメニューが表示されるので、今回は「Instagram投稿(4:5)」を選択してください。
SNSに出す場合、かつては正方形で表示するのが一般的でした。しかし例えばInstagramの場合、現在は正方形ではなくなってしまいました。(4:5)のように、普通にInstagramを投稿するときのサイズで構いません。
なかにはFacebookに広告用画像を出したいと考えている方もいるでしょう。その場合でも、Facebook用のサイズがありますので、こちらを使っていただければと思います。
すると、4:5サイズの素材が表示されるはずです。ここでまずデザインを実際に作成する前に、Canvaにはアプリがあります。左端のメニューに「アプリ」という項目があるので、こちらをクリックします。

アプリを選択すると、上のような画面に切り替わるはずです。左上にある検索バーに「Meta」と入力しましょう。すると上のスクショのようにキーワードの候補として「Meta Design Check」という項目が出てきます。
こちらはどのような機能かというと、この広告サイズが合っているかどうか確認できるものです。今回は4:5で作成しますが、Instagramのリールやストーリーズ、フィードなどに合っているか事前にチェックできます。

上のスクショの左側をご覧ください。「Reels」や「Stories」「Feeds」などのメニューがありますよね。こちらをクリックするだけでサイズを確認できるので、もし心配であれば、こちらのメニューを活用するとよいでしょう。
テンプレートを選択する
ここまで完了したら、いよいよ実際に画像を作成していきましょう。まずは左端のメニューのなかから「デザイン」を選択しましょう。
デザインの右隣の上部に検索バーがあるので、こちらで適当なキーワードで検索にかけてみましょう。今回は「広告」がよいでしょう。
もしかすると「広告」というキーワードだけでは、目ぼしいテンプレートが見つからないかもしれません。その場合には、自分の手掛けている業種を関連キーワードにしてみるとよいでしょう。
飲食関係であれば「広告 レストラン」、お店を経営しているのであれば、「広告 ショップ」で検索してもよいかもしれません。
また私のようにコンテンツ販売を手掛けようと考えているのであれば、「広告 セミナー」で検索してみましょう。ほかにもオプトインを狙って広告制作するのであれば、「広告 オプトイン」で検索をかけてみるのも一考です。
さらにそこから「無料登録」などのキーワードで探してみると、イメージに近いテンプレートが見つかるかもしれません。今回は以下のスクショのテンプレートを使って、広告用画像を作成したいと思います。

どうでしょう。「お友達登録でプレゼント中」、このようなコピーはよく見かけますよね。またロードマップやチェックリストなども入っていて、参考になると思います。
今回は上の画像をベースにしますが、皆さんは自分のイメージに合致するテンプレートを使ってください。ここまで紹介したように、Canvaにはさまざまなテンプレートが用意されています。検索機能を使って、イメージに近いテンプレートを見つけましょう。テンプレートが見つかれば、あとは伝えたい文言や画像を当てはめることで簡単に広告素材が作れます。
自分仕様にアレンジする
早速先ほど選んだテンプレートをベースに、いろいろと変更していきたいと思います。まずは背景を変えてみましょう。
左端の「素材」を選択して、検索バーに今回は「黄色 背景」で検索してみました。黄色にしたのは、私のイメージカラーだからです。皆さんほかのイメージがあれば、そのイメージをキーワードにして検索にかけてみると適当な素材が見つかると思います。

どうでしょう。背景を変更しただけでも、画像の印象が結構変わったと思います。そもそものテンプレートが淡い感じのトーンだったので、それに合わせてみました。
次にこの素材の左上にある「プロフィールのURLから」というところの左側に描かれているアイコンの色を黄色に変更したいと思います。その場合、対象の素材のところにカーソルを合わせて、クリックすると上部にいろいろなメニューが表示されます。
その中で丸いアイコンのところが、色を選択するメニューです。こちらをクリックすると、左側にさまざまなカラーが表示されます。今回は背景に合わせて、こちらも黄色にしたいと思います。黄色を探してクリックしてみましょう。

デフォルトの黄色を選択したところ、少し見づらい感じになりました。その場合には、カラーメニュー上部の「文書で使用中のカラー」の左端に「+」というアイコンがあるでしょう。
こちらをクリックすると、上のスクショのようにパレットのようなものが表示されます。こちらで自分がイメージするトーンに合わせていきましょう。今回は黄色のなかでも少し濃いめのトーンにしてみました。
続いて「どんな内容?」の下部にある①②③という箇条書きの項目があるでしょう。この数字のところが現在ピンク色ですね?ここも黄色に変えたいと思います。
こちらを黄色に変更する方法も先ほどと基本的には一緒です。それぞれの素材をクリックして、上部のメニューでカラーを選択し、黄色をクリックしてください。
このように複数の素材の色を変更する場合、Shiftキーを押しながらクリックすると一括で変更できます。今回のこの箇条書きの部分を見てみると、グループ化されているようです。その場合には素材をクリックすると、上部に表示されるメニューの左側に「グループ解除」という項目があります。こちらをクリックすると、一つずつ色の変更などのカスタマイズができるのでやってみてください。箇条書きの部分の変更し終わった画面が、以下のスクショです。

次に先ほど色を変更した箇条書きの部分のテキストを変更しましょう。テキストを変更する方法は簡単です。対象の素材をクリックして、あとは普通にWordなどで文章作成するのと同じ感覚で、キーボードで適当な文言を入力してください。

箇条書きの最初のところを注目してください。今回は「自動化ロードマップ」という感じに書き換えてみました。皆さんも、テンプレートの適切な部分に適当な言葉を入力しましょう。
箇条書きの上部に「アカウント開始から収益化まで完全網羅 集客の教科書&無料相談1回分」という箇所がありますね。この部分の背景も変更できるようなので、イメージに合わせて変えてみたいと思います。

対象の素材をクリックして、上部のカラーアイコンを選択しましょう。そして適当な色を選択してください。今回は従来のテンプレートと比較して、やや濃いめのトーンのものを選んでみました。
また右下に「無料相談40分」と書かれている丸い素材がありますよね。上のスクショのようにこの素材をクリックしてみると、グループ化されているようです。その場合には上部のメニューの左側にある「グループ解除」をまずはクリックしましょう。

上のスクショは、無料相談の部分を変更した後の画像です。背景をピンクから黄色に、そして「40分」だったのが「30分」に変わっているのがおわかりでしょうか?
外部から素材を取り入れる
右上の個所に「SNSアイコン」と書かれている箇所がありますよね。こちらを今度はLINEに変更しようと思います。

まずはCanvaの素材で適当なものがないか、探してみましょう。上のスクショは左端のメニューから「素材」を選択し、検索バーに「LINE」と入力して検索した結果です。イラストなどを見てみると、LINEっぽい素材があるにはあるみたいです。しかしLINEのロゴに近いものは見つかりませんでした。その場合には、別からLINEロゴを見つけてきて、アップロードするのも一つの方法です。

上の画面はGoogleにて「LINE ロゴ」と検索した結果です。このようにLINEのロゴの画像がいろいろと表示されます。
このようにGoogleで検索してロゴを使用する場合には、公式サイトのものから拾ってくるのがおすすめです。もしほかの方の作った画像などから拾ってきて、自分の広告用画像に使用すると著作権に引っかかってきてしまう恐れがあります。
LINEの公式サイトにアクセスしてみると、ロゴをダウンロードできるように用意してくれています。こちらをダウンロードして、Canvaにアップロードして使用しましょう。またロゴなど画像を作成する際には、公式でガイドラインを用意している場合があるかもしれません。ガイドラインを確認して、これから使用しようとしていることが違反行為に当たらないか、あらかじめ確認しておきましょう。
ダウンロードしたら、左端のメニューのなかから「アップロード」を選択しましょう。ダウンロードすると、「画像」タブのところに反映されているはずです。もし該当する画像が見られなければ、「ファイルをアップロード」をクリックし、該当するファイルを選択しましょう。
あと配置や大きさを調整して、希望する場所に画像を持ってくるだけです。画像を移動させるときに注意してほしいことがあります。以下のスクショをご覧ください。

上の画像を見ていただければお分かりになるでしょうが、写真のあったところにLINEアイコンがはめ込まれてしまっています。このようにテンプレートのなかには写真部分が置き換えられるようになっているものも少なくありません。素材を移動しているときに、このように意図しないところにはめ込まれる恐れがあるので注意しましょう。
素材を希望する位置に動かす場合、このように写真素材のところは避けて移動させると意図しないところにはめ込まれるような事態を回避できます。
上のスクショは、LINEアイコンを移動させた後の画像です。先ほど「SNSアイコン」と表示されていた場所に、同じようなサイズで移動できたと思います。
次に左下の部分に人物の画像があるでしょう。もしあなた自身の画像があれば、自分のものに変更するとよいでしょう。まずはテンプレートの人物画像の素材を消します。そして左端の「アップロード」から適当な画像を選び、アップロードしましょう。もし新しくアップロードするのであれば、「ファイルをアップロード」をクリックして、該当するファイルを選択してください。

もし背景が不要だったり、イメージに合わなかったりするのであれば、画像素材をクリックして、上のスクショのように上部の表示されているメニューのなかから「背景除去」を選択しましょう。そうすれば、背景を自動的に除去してくれます。背景が不要なときには役立つ機能なので、覚えておくとよいでしょう。

ドラッグして画像の位置や大きさを修正したものが、上のスクショです。自然な感じで私の画像が入っていますよね。同時に右側の「経営コンサルタント」のところも、私の名前「下坂栄里子」に変更しました。
サイズを確認する
もしフィードだけに出すのであれば、このままダウンロードしても構いません。しかしSNS用広告を出す際には、フィードのほかにリールやストーリーなど、画像1枚で複数のところに兼ねて出せるのであれば効率的です。このように複数のメディアに作成した広告を出したければ、先ほど紹介した「Meta Design Check」を活用しましょう。

先ほどの「Meta Design Check」を開きます。今回は「Feed」でチェックしてみましょう。すると上のスクショのようにメニューの部分が切り替わります。ファイルの種類が「PNG」になっていることを確認したうえで、下部の「エクスポート」をクリックしましょう。
すると自動的に対象の画像をチェックしてくれます。チェック結果は以下のスクショのように、左側に表示されます。

上の画面の左側をご覧ください。これはリールの場合に同のように表示されるか表したものです。背景が白く表示されている部分が、見えるところです。スペースがちょっと足りないような感じになっていますよね。
また上部は問題ありませんが、下部が切れてしまう感じです。ただし今回の場合、下部が切れたとしても残りの部分でこちらの伝えたいメッセージは十分伝わると思います。その場合には、このままでも大丈夫でしょう。
現在フィードタブになっているので、今度はストーリーズタブをクリックしてチェックしてみましょう。その結果が、以下のスクショです。

これを見ると私の画像や名前の部分が見えなくなってしまう恐れがあります。もしストーリーズでも広告を出そうと思っていて、全部見えるようにしたければ、自分の画像や私の名前含め、全体的にもう少し上に押し上げるようにすると枠のなかにはいるでしょう。
このようにMeta Design Checkを利用すれば、変なところで切れることなく事前調整が可能です。

上のスクショはMeta Design Checkの診断結果を下にスクロールしたものです。「Good」と書かれているのがわかりますよね。Goodになっているのであれば、おおむね問題はないでしょう。このように事前チェックしておくと、変に切れることなく正しく表示させられます。この事前チェックの工程は忘れずに行いましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回はSNS広告用画像の作り方について、お話ししました。
SNS広告用画像も、Canvaを使用すれば、専門知識がなくても簡単に作成できます。今回紹介したように、広告用のテンプレートも多く用意しているため、こちらをベースに自分に合わせてアレンジするだけで作成できるためです。
広告用画像を作成する際には、Meta Design Checkを活用するとよいでしょう。リールやストーリーズにする際に画像が切れることはないか、ダウンロードする前に確認できるためです。表示したいところがきちんと表示されていなければ、全体のバランスを見直しましょう。