5-3.テキストを入れる方法とは?

執筆者 | DavinchResolveでYoutube動画制作

今回はテキストの入れ方についてお話しします。YouTube動画におけるテキストとは、以下のスクショのように映像の中に表示される文字のことです。

映像の右上、カーソルの指しているところに注目してください。以下のようなテキストが表示されています。

  • ChatGPTで歌詞を作る
  • SUNOで作曲する

このように映像にテキストを入れることで、YouTube動画の内容についてわかりやすくなります。映像の中で話している要点をテキストにまとめることで、動画で伝えようとしている内容が視聴者に入ってきやすくなるのが、テキストを入れるメリットです。

今回はテキストの入れ方について、解説します。今回もDavinci Resolveを使ってテキストの入れ方を実演しますので、皆さんも一緒に手を動かしてみましょう。

【実演付き】YouTube動画にテキストを入れる方法を解説

今回は以下の映像にテキストを入れていきたいと思います。映像の中で、3つのステップについて解説している場面があります。この3つのステップをテロップにして映像の中に入れることで、視聴者もこのYouTube動画が何について解説しているのか、わかりやすくなります。

テキストを選択する

まずはテキストを入れたいところにタイムラインの赤い線を持ってきましょう。そして上の画像のように、「エフェクト」をクリックしてください。

続いて画面左側にあるメニューの中から「タイトル」を選択しましょう。そしてタイトルの中にある「テキスト」を選んでください。メニューを見るとテキストのほかに「テキスト+」と呼ばれるものもあります。

テキスト+もテキストを入れるときに使用するエフェクトなのですが、従来のテキストにはないカスタマイズができます。テキストに含まれるものはシンプルなものが多いので、もっと複雑にしたい、こだわりたいと思うのであればテキスト+を使ってみるといいでしょう。テキストでもテキスト+でも、使用するものはどちらでも問題ありません。今回私は、テキスト+を使ってテキストを入れていきたいと思います。

テキストに入れたい文字を設定する

まずテキストを入れたいところに、「テキスト」もしくは「テキスト+」をドラッグしていきます。上の画像のような感じで、タイムライン上に引っ張っていきます。そしてタイムライン上に持ってきたら、「テキスト」部分のブロックをクリックしてください。

「Text」部分をクリックすると、上の画像のようにブロックが赤く囲まれます。このような状態になったら、画面右側にある「インスペクタ」をクリックしてください。すると上の画像のようにさまざまな項目が右側に表示されます。

右側のメニューの中の上部に「テキスト」欄がありますね。この部分に文字入力すると、画面上にテキストが表示されます。以下のスクショのように今回は「キーワードを入力する」「図解が生成される」「パターンと色を調整」とこのYouTube動画で解説していきたい3つのステップを入力してみました。

テキストを入力した結果が、以下のスクショです。中央上部の映像に注目してください。四角しか表示されていませんね。これは文字化けしているからです。文字化けはフォントを変更することで解消されますので、別のフォントを選んでみましょう。

今回は「ヒラギノ角ゴ StdN」というフォントに変更したいと思います。すると以下の画像を見てください。先ほど入力したテキストが正しく表示されました。

フォントを選択したら、今度は文字の大きさを調整しましょう。上の画像を見ると、画像に対して少しテキストのサイズが大きく感じられます。

上の画像の右側に「サイズ」という項目があるでしょう。こちらの数値を小さくすれば、文字サイズも小さくなります。ほかにもテキストの枠を左に移動させることで、文字表示を小さくできます。

今回はテキストを右の方に持っていきたいと思います。テキストを移動させるには上の画像のように、テキスト部分をクリックしてドラッグしてください。そうすれば、自分の思い通りにテキストをレイアウトできます。

上の画像に表示されているテキストは、中央揃えになっています。これを左揃えにしたいので、その場合には右側にある「アンカー」という項目で調整できます。

上の画像のように、テキストが左揃えになりました。上の画像だと、少しテキストが詰まったような感じがあります。テキストの間隔を広げたければ、インスペクタのなかの「行間」部分で調整しましょう。

上で紹介した項目を調整した結果の映像が、上のスクショです。だいぶ見やすくなりましたね。画像が小さくて確認しづらいと思ったら、エフェクトなどの余計なメニューを消しましょう。その他にはカーソルを画像のところに持ってきて、ドラッグすることで大きくできます。

上の画像のように、かなり大きく画像をズームアップすることも可能です。見づらくてテキストが確認しにくいと思ったら、このようにドラッグしてみるといいでしょう。

テキストは後からでも変更できますので、追加でテキストを入れたい、やっぱり大きさやレイアウトを変更したいと思っても対応できます。上の画像に加えて、「1、2、3」とテキストの頭に数字を入れ、さらに大きさやレイアウトを調整してみました。最終的に出来上がったのが、以下のスクショです。

テキストのバランスはよくなりました。しかしテキストの色が映像の背景に近いので、ちょっと見づらいですよね。そこでもっと視認性を高めるために、別の調整をしていきたいと思います。

帯を入れて視認性を高める

「エフェクト」タブのメニューの中に「ジェネレーター」という項目があります。こちらを選択してください。すると「単色」というメニューがありますので、こちらをタイムライン上にドラッグします。

今回は単色をテキストの下に持っていきたいので、上の画像のように「Text」を「ビデオ3」に持ってきましょう。そして「ビデオ2」のところに「単色」をドラッグしてください。Davinci Resolveの場合、タイムラインで下層にレイアウトされているブロックの方が映像の奥に表示されるので覚えておきましょう。

単色をドラッグすると、真っ暗になってしまいます。「インスペクタ」の「設定」タブのところに「合成」があるでしょう。合成をクリックすると、上の画像のように「不透明度」という項目があります。不透明度の数値を調整すると、上の画像のように徐々に映像が透けて見えてきます。

上の画像の場合、単色が映像全体にかかってしまっていますよね。単色の大きさは以下のスクショのように、帯の大きさは自由に変更できます。

テキストの部分だけにかかるように大きさを調整して、右上に帯を移動させました。その結果、以下のスクショのようにテキスト表示の部分だけ単色がかかり、強調されました。テキストが入れられたら、いったん再生して思い通りに仕上がっているか確認してください。

再生してみると、自分の思っているテキスト表示のタイミングとずれている場合もあるかもしれません。そのような場合にはText部分をクリックしてください。

後はドラッグして、自分が表示したいと思っているタイミングのところに合わせましょう。今回は単色とテキストがセットで表示されるので、両方を選択してドラッグして時間調整してください。これで3つのステップをテキスト表示できました。

テキスト表示のタイミングをずらす方法

今回の動画の場合「1つ目は…、2つ目は…」のように順番にステップを解説しています。するとテキストも同じタイミングで出すのではなく、話に合わせて一つずつテキストを表示したいと思うでしょう。このようにタイミングをずらしてテキスト表示することも可能です。

この場合、Textをコピーして増やす必要があります。しかし上の画像を見てください。タイムラインは「ビデオ3」まで使っていて、空きがありませんよね。

新規でトラックを追加したければ、「ビデオ3」のところで右クリックします。上の画像のようにいくつかメニューが表示されるので、その中でもカーソルの示している「トラックを追加」をクリックしてください。

上の画像のように、新規で「ビデオ4」が追加されました。しかしこの画像だと、ビデオ部分がすべて表示されず、少し見えづらくなってしまいました。

その場合にはビデオとオーディオの境界部分にカーソルを移動させましょう。するとカーソルの矢印が、上の画像のように変わります。この状態でカーソルを下に持っていくと、ビデオ領域が広がります。上の画像のようにビデオ1~4のすべてが表示され、見やすくなりました。編集作業する際に取り入れてみましょう。

今回は3つのステップを一つずつ出すので、Textが3つ必要です。よって同じようにもう一回トラック追加して、ビデオ1~5を作りましょう。

Textをコピーする方法は、Textを選択して、右クリックすると「コピー」があるのでこちらを選択してもかまいません。その他にはオプションもしくはコントロールを押しながらマウスを上にずらしても、コピーできます。こちらの方法の方が簡単にコピーを作成できるので、こちらの方法で試してください。

もちろんやりやすければ、コピーで増やしてもかまいません。しかしうまく貼り付けできない場合もあるので、オプションもしくはコントロールを押しながらマウスをずらす方法の方がおすすめです。トラックを増やし、Textをコピーした結果、タイムラインは以下のスクショのようになりました。

今回は3つのTextごとに一つずつテキストを表示させる形になります。現在ビデオ3のText部分だけで、3つのステップが表示されるように設定しました。そこでビデオ3の部分には最初のステップである「キーワードを入力する」だけの表示に変更しなければなりません。

テキスト入力した時と同じように、「インスペクタ」タブをクリックします。そしてテキストには3つのステップすべて表示されているはずです。そこで以下のスクショのように「1.キーワードを入力する」だけを残して、残りの2つのステップは消去してください。

同じ要領でビデオ4のText部分には「2.図解が生成される」だけを残し、ビデオ5のText部分は「3.パターンと色を調整」以外のテキストをすべて消去してください。すると以下のスクショのようになりました。

上の画像を見てみると、それぞれのテキストが重なっていて、かなり見づらいです。この場合には、ビデオ3~5のTextをそれぞれクリックして、マウスを動かすことで正しい場所に移動させてください。バランスよく調整するのは難しいかもしれませんが、粘り強く作業を繰り返しましょう。

しかしこれだけでは、タイミングをずらしてテキスト表示できません。そこで表示のタイミングを調整しましょう。

どこで2以降のテキストを表示するか、実際に再生して確認しましょう。「2つ目は…」というタイミングは、上の画像の赤い線のところでした。

2つ目のテキストの表示位置が分かったところで、ビデオ4のText部分にカーソルを移動させると、上のようなアイコンが表示されます。そうしたらマウスを右に移動して、赤い線のところに合わせましょう。同じように3つ目のステップを表示するタイミングを見つけて、同じようにビデオ5のTextを調整しましょう。音声の波形で確認する方法もあります。

実際に再生してみましょう。

上の3つの画像をご覧ください。このように一つずつ別々のタイミングで表示されるようになりました。

バナーの入れ方

上のスクショの映像部分、左上のところをご覧ください。「AIで完璧なオリジナル曲をつくろう」というオレンジ色のバナーがあるでしょう。このようなバナーを入れることで、動画で今何について解説しているかわかりやすくなります。こちらの作成方法について、これから解説していきます。

いったんタイムラインを戻し、バナーを表示させるために先ほど紹介した方法で、トラックを追加してください。ビデオ6が新規作成できたところで、エフェクトをクリックしてください。

「エフェクト」を選択すると、上のスクショのようにいろいろなメニューが表示されます。その中でも今回「Flip Over Lower Third」が良さげだったので、こちらをビデオ6に持っていきましょう。

次に「インスペクタ」を選択して、「SAMPLE TEXT」の部分を自分が載せたい文言に変更します。上のスクショのように、今回は「Napkin AI」と変更しました。すると画面の左下のところに「Napkin AI」と表示されています。

しかし映像の左上のところに持っていきたいので、マウスで上のスクショのように移動させましょう。「Napkin AI」のところに余白を加えると、よりカッコよくなります。そこで「Napkin AI」の左右それぞれにスペースを入れましょう。すると以下のスクショのようになりました。

後は微調整していきます。サイズはもう少し大きくしたいので、インスペクタのサイズの数値を調整しましょう。また現在バナーの背景が黒で、やや地味な印象です。そこで目立つようにオレンジに変更したいと思います。色の変更は、インスペクタのバックグラウンドカラーでできます。

「Background Color」を選択すると、上のスクショのように色鉛筆のような画像が表示されます。今回はオレンジを選択しましたが、好みの色を自由に選びましょう。

加えて、現在バナーが若干ずれているので映像の左端とぴったり重なるように移動させました。フォントも「ヒラギノ角ゴ Std」に変更して、視認性を高くしてみました。

微調整した結果、上の画像のように仕上がりました。しかしこれではタイムラインのビデオ6を見ていただくとおわかりでしょうが、動画の一部にしかバナーが表示されない設定になっています。そこで以下のスクショのようにビデオ6のところにカーソルを合わせて、引き伸ばしましょう。

このように引き伸ばすことで、動画の表示中ずっとバナーが表示されるようになりました。今回はテキストの入れ方について、解説しました。

まとめ

いかがでしたか?

今回はYouTube動画の編集におけるテキストの入れ方について、お話ししました。今回紹介したように、Davinci Resolveを使用すれば比較的簡単にテキストを入れられます。

テキストを入れることで、視聴者が動画の内容を理解しやすくなります。また動画の内容によっては専門用語や略語など、一般の視聴者が理解しにくい内容を解説するかもしれません。そのような場合にテキストで補足的に説明すれば、視聴者の理解度も深まるでしょう。

YouTube動画におけるテキストの役割は、多岐に及びます。テキストの入れるタイミングを工夫すれば、動画にリズムが出てくるので視聴者が途中で離脱しにくくなります。またトークの内容次第では、テキストを入れることで突っ込みを入れることも可能です。YouTube動画の視聴者数を増やしたければ、テキストを有効活用してみましょう。