6-0 失敗したくない人必見!初めてのオンラインサロン運営でやりがちな落とし穴5つ

執筆者 | オンラインサロン

今回の記事では失敗しないオンラインサロンの運用方法をご紹介します。初めてのオンラインサロン運営、自分のアツい思いを伝えたい!お金も稼ぎたい!と気合い十分なのではないでしょうか。しかし、モチベーションとは裏腹に初めてのオンラインサロン運営には落とし穴がたくさんあります。

この記事をご覧頂くと、オンラインサロンを始める際に起こりがちな失敗とその回避方法がわかります。ぜひ最後までご覧いただき、オンラインサロン運営のスタートダッシュを成功させてください。

 

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初めてでも失敗しない!オンラインサロン運営でやりがちな落とし穴5つを徹底解説

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初めてのオンラインサロン、「絶対成功させたい!盛り上げたい!」と、気合いは十分なのではないでしょうか?しかし実際に運営をはじめると「こんなはずじゃなかった」「サロンに運営疲れてしまった」と行き詰まってしまうことも多々あります。

 

最初につまずかないために必要なのは、労力をかけすぎずメンバーの満足度を向上させる良い仕組みを作ることです。初心者が陥りがちな5つの落とし穴を避けることで、オンラインサロン運営のスタートダッシュを切ることができます。その5つのポイントというのは、

 

  • ポイント#1.人が集まらないので心が折れてしまう
  • ポイント#2.課金に対しての運営労力がかかりすぎる
  • ポイント#3.なんとなく無料ではじめてしまう
  • ポイント#4.参加者にお知らせする術がない
  • ポイント#5.新しい情報がない

 

です。これらを意識することにより、運営コストを抑えつつ、メンバーが主体的に活動してくれる仕組みを構築することができるようになります。5つのポイントを詳しくご説明しますので、少しずつゆっくり覚えていきましょう。

1. 人が集まらないので心が折れてしまう

1.1 最初に人が集まらなくても心が折れないことが大事!メンバーはだんだん増やしていけば大丈夫

 

オンラインサロンを始めてみたものの、なかなかメンバーが集まらずに辛くなってしまう方も多いのではないでしょうか。しかし、参加者がたった4人のオンラインサロンを運営する方もいます。これから大きなオンラインサロンをやりたいと思っていたらせめて50人ぐらいは欲しいなど、あなたの理想のようなものもあるかもしれません。

 

「50人は集めたい!」と思っているのになかなか人が集まらず、苦戦してしまうことがあります。しかし少しでも集まってくれる方が喜んでくれる方に目を向けて、オンラインサロンを作っていきましょう。最初に来てくれたメンバーが喜んでくれれば、オンラインサロンは大きくなっていくので大丈夫です。

 

そして人が集まらないとき、気持ちを切り替えて考えることが必要です。

 

・どうやったらメンバーが増えるのか考える

・SNSでいろんな人と関わる

・興味を引く内容を発信する

 

など、やれることはたくさんあります。

 

オンラインサロンは最初に人が集まらなくてもそこから増えていくものなので、なかなかメンバーが集まらなくても失敗と判断しないようにしましょう。

 

1.2 心が折れそうなときに必要な視点

・人が集まらなくても切り替える方法がある

・今いるメンバーを大切にして、少しずつ増やしていけばいい

 

このような視点を持って継続していくと、メンバーが少しずつ増えていきます。大切なのは初期メンバーの少なさにショックを受けて止めないこと!続けていけば少しずつメンバーは増えていきます。コツコツ続けていくことが成功の秘訣です。是非そんな風に考えて運営していきましょう。

 

2. 課金に対しての運営労力がかかりすぎて心が折れる

2.1 あなたの気持ち、一方通行になっていませんか?ユーザーのニーズとのバランスが大事

オンラインサロンを開始するときに慎重に考えるべき、とても重要な項目です。素敵なオンラインサロンにしたい!という気持ちが盛り上がりすぎてしまい、あとから苦しくなってしまっては本末転倒です。

 

メンバーが求めているものを確認しながら、オンラインサロンを運営していくことが重要です。例えばメンバーにどのくらいお金を払っているのか、そしてあなたがどのくらいのものを提供するのかでオンラインサロンの価値は変わります。メンバーは金額の大小にかかわらず、あなたが最初に「こういうことをやります」と提示したものに魅力を感じ集まってきます。それに納得して、対価を支払っています。

 

それに対する労力がかかりすぎると、あなた自身のモチベーションが下がってしまいます。そして苦痛になってきたり、オンラインサロンを運営すること自体が苦痛になってきてしまいます。ですので一方的なことはNGです。あなたが良かれと思って「これを提案します、あれを提供します」とアピールしていたものが、実はメンバーがそんなにいらなかったということもあります。

 

たとえばあなたがラーメン屋さんだとして、お客さんは「美味しい醤油ラーメン」に魅力を感じて通っています。「もっとお客さんを喜ばせたい!メニューを増やそう!」と思ったあなたは、「おいしいそば」も売り出すことを考えました。美味しいそばを提供するには、ラーメンだけでなくそばの研究も必要になります。頑張って「おいしいそば」を売り始めましたが、お客さんは相変わらず「醤油ラーメン」しか頼んでくれません。労力の割に結果が出ないと、がっかりしてモチベーションが下がってしまいます。結局お客さんに一番喜ばれたのは、「雨の日は味玉1個サービス」でした。

 

あなたの周りに集まってくるオンラインサロンですので、そこまで頑張らなくても価値を生み出せることもあります。

 

例えば

・メンバー間同士の交流ができる

・Zoomで月一回の交流を楽しみにしている

 

そのくらいでもとても満足してくれるということもありますので、あなたの「これをしなければならない」「こうしなければいけない」ということは一切ありません。是非メンバーと一緒に考えて、オンラインサロンを運営していきましょう。大切なのはそしてあなた自身が楽な方法で、運営しやすいスタイルでやっていくことが大切になります。

 

サロンメンバーのために頑張ろう!という気持ちは素敵ですが、本当に必要なサービスなのかを探っていくことが重要です。

 

2.2 最初が肝心!スタートはあえて肩の力を抜くのがポイント

一番最初に充実したコンテンツを提示すると、それを無くしていくのはメンバーの不満につながってしまいます。「やりすぎた!やっぱりもっと気軽に運営したい」と思っても、労力を削っていくのは難しいです。最初は自分が考えているよりも気軽に、普段のビジネスを邪魔しないでサロン運営できる方法を考えていきましょう。

 

そしてメンバーの反応が薄いとき、あなたの新しい情報やメンバーが主体的に参加しやすくなるスタイルを持っていくというのも大切になります。

 

2.3 メンバーの反応が薄いときの効果的な対策:参加しやすい環境づくり

オンラインサロンを盛り上げるために、あまり積極的でないメンバーも参加しやすい環境になるよう工夫することが必要です。私のオンラインサロンでも、入ったもののなかなか参加できないメンバーもいらっしゃいます。しばらく様子を見ていらっしゃる方もいらっしゃいます。そういった方が気軽に意見を出せる環境を作ることが大切です。

 

あまり参加していないメンバーも「こういう情報があるけど、相談してもいいのかな」「

やってみたいことがあるから、アドバイスがほしい」と思っていることもあります。

 

普段積極的に参加していないメンバーが意見を言えるような環境を作っておくと、下記の人たちも参加しやすくなります。

 

・まだ参加していない人

・オンラインサロンに加入したものの、発言せず様子を見ているメンバー

・普段反応しないメンバー

 

積極的に参加していないメンバーにも窓口を広げることが、オンラインサロン運営では大切です。窓口が広がることにより、積極的に参加するメンバーが増えます。その結果、労力をかけなくてもメンバーだけで盛り上がってくれるようになります。

 

オンラインサロン自体が盛り上がってくると、あなたの手もあまりかからなくなります。メンバーが気軽に参加できるように工夫すると、運営労力を下げることができます。最初に「メンバーが参加しやすくて、管理がラクな方法は何か」を考えてオンラインサロンを設計しましょう。

 

3. なんとなく無料ではじめてしまうと大変!回避策をご紹介

3.1 無料期間を決めて、気持ちよく参加してもらおう!

無料の期間は、最初に決めておきましょう。「最初からお金を取るのはこわい!」「ハードルを下げて多くの人に参加してもらいたい」と、なんとなく無料で始めてしまうこともあります。しかし、上手にやっていかないと失敗の原因になってしまいます。なんとなく無料で始めてしまうと、あなた自身にお金と時間の負担がかかります。「こんなに頑張っているのにタダか……」となるとモチベーションが下がってしまいます。。

 

そして「無料だから」という理由で参加したメンバーが、いきなり有料に切り替えるのは難しいです。オンラインサロンを始めるときに、「無料期間は1年を予定しています」と、あらかじめ期間を提示しておきましょう。そうすればメンバーも安心して、気持ち良く参加することができます。あなたも無料期間に上手くいかなかったら、その時点で方向転換することができます。無料期間のうちに色々試してみて、どうしてもうまくいかなければ有料にする前に辞める判断もできますのでリスクが回避できます。

 

3.2. 無料で始める場合は労力をまず最初にかけすぎない

ゴリゴリに充実したコンテンツを作り、無料で登録してくれたメンバーが満足してそのまま有料プランに切り替えられたらとてもラッキーです。しかし、有料プランは無料プランよりメンバーを満足させられるものでなくてはなりません。今まで無料だったものが突然有料になると、無料で参加したくて集まってきたメンバーは、有料プランに移行してくれません。

 

3.3 無料プランとの差別化で、納得して有料プランに移行

 

「有料プランではこういうことも実施します」と無料プランではできなかったことを提示して差別化をはかります。その結果無料期間にオンラインサロンに良い印象を持ち、楽しく参加できた、交流できた、このメンバーともっと交流したいという風に思っていた方は、有料でちょっとお金を出しても、そういったことだったら出してもいいなという風に納得して有料プランに来てくれることができます。

 

ですので無料プランで始めてしまうことだけが全てが失敗ではありませんが、最初にうまく回避策、うまくいった場合はこうして行こうということまでイメージしておくと、そこから有料に切り替えることもでき、さらに無料で集まった質の良いお客さんを有料に持って来ることができますので、さらに楽しくオンラインサロンが運営できます。

 

4. 参加者にお知らせする術がない

4.1 連絡先確保!こまめなお知らせで積極的に参加するメンバーを増やそう

 

ありがちな失敗として、参加者にお知らせする手段がないことがあります。まずオンラインサロンに参加した人は、オンラインで交流できるツールのようなものに集まります。そこであなたがこちらからお知らせをする手段がないと、どこで何ができるのかわからなくなってしまうメンバーが出でてきます。

 

お申し込みの時点でメールアドレスなどの連絡先を確保しておくことにより、こちらからプッシュできます。

 

こちらからプッシュする内容は下記です。

・なかなか参加してないメンバーに、月一交流会のお知らせ

・今度こういうことを発信しましたという通知

 

メンバーの参加を促したり、発信に興味をもってもらえるようお知らせを送ることにより、オンラインサロンが盛り上がります。

 

4.2 発信しないとどうなるの?

参加したメンバーが何をしたらいいのかわからなくなってしまいます。例えばパソコン教室では、決められた時間に決められた場所にいけばレッスンを受けることができます。しかしオンラインは非常にいろんなツールが混じっています。メンバー自身も色々なオンラインサロンやSNSに参加していたりするので、「あれ、あのサロンどうやって参加するんだっけ?」という風に忘れてしまう方もいらっしゃいます。

 

メンバーが迷子になり参加できなくなることを防ぐために下記のような発信をします。

・こういった情報あります(お知らせ)

・今度こういうオフ会やります(リマインド)

 

そういったことをこまめに連絡すると、メンバーが持続するオンラインサロンを作ることができます。ぜひメンバーと連絡が取れる手段を作りましょう。

 

5. 新しい情報がないので盛り上がらない

5.1 自分の興味があるテーマを設定して、オンラインサロンを盛り上げよう

せっかくオンラインサロンに参加したのに、新しい情報が得られないとメンバーはがっかりします。それを防ぐためにも、あなたが興味あるテーマを選びましょう。特に最初の頃はメンバーもどのように参加していいかわからず、あまり盛り上がらないことがあります。

 

そういった場合はあなた主体になって、メンバーが喜びそうな情報を出す見本や、情報を提供するお手本になり流れを作っていくことが大切です。メンバーが積極的に情報を出してくれる仕組みを作ることができれば、メンバー自ら新しい情報をどんどん持ってきてくれるサロンになって盛り上がります。

 

5.2 あなたのモチベーションが低下してしまうとどうなるの?

モチベーションが下がってしまったり、取り入れるのが難しいテーマだったりすると、シーンとして盛り上がらないオンラインサロンになってしまいます。あなたからの情報もなくメンバーからの情報もないと、外部から見ても今度は発言しづらくなってしまう悪循環が発生します。それを防ぐためにも、あなた自身が新しい情報を発信していきましょう。努力しなくてもどんどん情報が集まってくるようなテーマを選び、楽しみながら情報を発信できるテーマがおすすめです。

 

 さぁ!あなたのオンラインサロンをつくろう

最後に、これからオンラインサロンを作るあなたへのメッセージです。最初は上手くいかないかもしれません。私もかなり上手くいかなかった時期が長かったです。しかしそのような時期があったからこそ、うまくいくための方法や、メンバーを盛り上げる方法、どうやったら自分はどんどん情報を出していけるのかを考えることができました。

 

そういったことを情報を知識として、そして宝に変えて新しいオンラインサロン、人に喜ばれるオンラインサロンを作ることができました。あなた自身もまずはやってみてください。たった4人でも集まれば、それが立派なオンラインサロンに成長していきます。

 

オンラインサロンを運用する中で、最初に選んだテーマが実はそんなに好きではなかったと気付くかもしれません。それはメリットですので、あなたが好きなテーマで人と関わって楽しく交流できるオンラインサロンを作っていきましょう。うまくいけば、あなたの人生にもビジネスにもお仕事にも活気が出てきます。こういった交流は宝物です。あなた自身の素敵なオンラインサロンが作れることを願っています。

 

まとめ

初めてのオンラインサロン運営、とても緊張していると思います。本当にメンバーが集まってくれるのか、お金をもらって満足してもらえるコンテンツが作れるのかなど不安は尽きないと思います。そんなときは、まず自分自身へのハードルを下げてみてください。無理のないテーマを選び、無料期間を決めて、「もっと充実させたほうがいいのでは」と思うくらいのコンテンツでスタートしましょう。

 

連絡先メールアドレスなどは最初に確保し、メンバーとコミュニケーションをとりながら一緒にオンラインサロンを作っていきます。ひとりでも興味を持ってくれれば大成功です。そのひとりを大切にしながら、コツコツ運営を続けていくと、ある日突然結果が出てきます。

 

オンラインサロンで成功するには、無理のない範囲で始めて、頑張りすぎずにメンバーのニーズを満たしていくことが大切です。最初は「あれもこれも!」と気合いを入れすぎてしまうものですが、始めた頃のイメージより素晴らしいものに成長していくことが多々あります。ぜひ楽しんで、初めてのオンラインサロン運営を成功させてください。