今回は基本的な動画収録ソフトScreenFlow(スクリーンフロー)の編集の方法を説明していきたいと思います。さっそく一緒にやってみましょう!
この記事では基本的なScreenFlowの編集の方法を説明します。それぞれ詳しく解説していきます。
今回お届けするノウハウはこちら
基本的なScreenFlowの編集方法をマスターして動画編集できるようになろう
ファイルを工夫して保存しよう
基本的なScreenFlowの編集の方法をやっていきましょう。収録が終わったら保存します。 ファイルから保存を選択しましょう。
また、ショートカットキーでCommandとSを押していただくことでも保存ができます。
タイトルに名前を付けていただいて保存をしていただければと思います。
1番気を付けていただきたいことは、保存する場所です。デスクトップなのか、このムービーフォルダなのか色々考えて保存する場所を指定していただければと思います。そうしないと、自分の講座の収録データがどこ行ったかわからないことも出てしまいますので、ご注意ください。
ちなみに私は、ScreenFlowデータの中に収録ファイルというフォルダを作って、その中に講座ごとにフォルダーを作り、その中にレッスンを保存しております。
このようにすると、データの整理ができますので、ぜひ参考にしてみていただければと思います。
サイズ変更してみよう
まず1番最初にやることは、こちらをオンライン講座の画面サイズにしていくということです。具体的にはYouTubeと同じ16.9というサイズに変更します。左上のファイルから書類設定にいきます。
設定にいっていただきましたら、プリセットを1080p HDに設定します。 必然的に幅が1920、高さが1080となり、YouTubeと同じサイズになります。これを選択していただいたら、右下の更新ボタンを押します。
そうしましたら、ここに現れている明るくなっている部分がYouTubeと同じサイズになります。これが小さいと感じたら、スクロールで拡大していただくと大きくなります。 そして顔の収録とスライドの収録、両方ができていることがわかります。画面下の矢印が示している、横長になっている部分をタイムラインと呼びます。
背景のスライドの部分を選択をして、外に白い枠が出てるの確認してください。黄色いスライド部分をドラッグして、 YouTubeの幅に合わせていただければと思います。下の画像のように、ピッタリサイズになるように合わせます。ちなみに、少し少々ここがはみ出てしまっても問題ありませんので、ご安心ください。あくまでこの明るくなっているところが動画として表示されるということを覚えておいていただければと思います。
これができましたら、今度は顔の方です。タイムラインの顔のアイコンの方を選びます。今は顔のアイコンが画面の中央に配置されてしまっていて、スライドが見えにくくなっています。
今度はこの画像を調整していきます。このフィルムのマークのようなものを押して、「切り取り」という項目をチェックしてください。
こちらを操作し上下を丁度よい大きさにしていただければと思います。正方形にも設定できますので、お好みで色々試してみてください。
「角丸」という項目を操作して、角を丸っこくしております。
サイズが変更できたら、ドラッグして位置を調整し いつもの私のスタイルの出来上がりです。
このように調整していただくのがおすすめです。
動画編集
下の画像の部分をタイムラインといいます。下の方にある虫眼鏡のマークに注目してください。タイムラインの全体の表示を調整することができます。
全体を見たいときは虫眼鏡マークの青いバーのカーソルを左に、一部分を大きく拡大して細かい編集をしたいときは右に調整します。ぜひご活用していただければと思います。
ショートカットを駆使して動画編集しよう
次にやっていただきたいことは、いらない部分の削除です。 タイムラインの上を流れる赤いカーソルが今表示されているところになります。ショートカットを駆使して、サクサク編集していきましょう。
キーボードのKとJとLを使います。キーボードを見てください。Lを押していただくと再生になります。そして、Kを押すと止まります。そして、Jを押すと戻ります。
次に、赤い縦棒のカーソルを見ていただきます。このカーソルが、Lを押すと進んで、Jを押すと戻って、Kを押すと止まります。これらのショートカットをしっかり活用していただければと思います。
そして、 動画のカットの方法です。IN点とOUT点というものがあります。キーボードのIとOです。今、ここのカーソルのところでIを押してみます。Iを押していただきますと、このように青くなりました。
ショートカットのLを押して再生し、ショートカットKを押して丁度良いところで止めます。
今度はOを押します。
そうしますとIとOの間が青くなりました。IN点とOUT点を打ったことによって、その間が選ばれている状態になります。
この青い部分をカットしたいと思います。その場合はCommandを押しながら、
Backspaceの戻るを押します。
そうしますと、間にあったものがカットされました。私はこのようにして再生しながら、いらないところを選んでCommandとBackspaceで消しています。読み間違いや噛んでしまったところなども、このようにIとOを使って選んでサクサク消しています。ぜひ覚えておいていただければと思います。 このように選んで消すという作業を繰り返し、みなさまが聞きやすいようにしております。
音声の調節は一番最初がおすすめ!
次に、音声の調節です。こちらのボリュームのマークを押してください。
押していただいて、 音声が入っている方のものを選択をします。 こちらに音声がありますので、聞きながら丁度良い大きさにしていただければと思います。
あまり音量レベルが低すぎると、聞こえにくくなってしまいます。目安としては自分のパソコンで音声を真ん中ぐらいにして、聞き取れる大きさに調整していただくのがおすすめです。なおカットした後は、別の区切りになってしまいます。こちらの音声はそのままです。音声調整する場合は、1番最初にやっていただくか、カットして区切ってしまった場合は、それぞれの音声調整をしていただかないといけないということになります。
マウスポインタを大きくしよう
便利な機能をお伝えします。私のようにこのマウスで解説を入れている方は、マウスポインタ(矢印マーク)が小さく、少し見えにくくなっています。 ここには非常に良いツールがありますのでご紹介します。画面のスクリーンのマークを押します。マウスがあった、スライドの方のタイムラインを選択します。 「マウスポインタを表示」する項目がありますので選んでください。これが非常に便利です。オンにしていただくと、マウスポインタが大きくなります。
実際に自分が画像収録した時に使ったマウスの動きも一緒に収録されてます。その際に、このマウスを大きくしておいてあげると、見る方が非常に見やすいです。これはScreenFlowのとても便利な機能ですので、ぜひ使っていただければと思います。
まとめ
これらがScreenFlowの動画編集の基本です。シンプルな機能だけで簡単に動画編集が可能です。今回紹介したことができれば、もう動画編集ができてしまいます。 最初のステップの方は本当にこれだけマスターすればOKです。まずはアイコンの調整やマウスポイントの大きさ変更、音声を調節してカット・編集をする、このくらいで十分オンライン講座として完成します。ぜひやってみていただければと思います。