5-2 オンライン講座を販売するための準備をしよう

執筆者 | ScreenFlowでオンライン講座作成

今回はオンライン講座を売るために必要な準備についてお話します。ただオンライン講座を作っただけではなかなか販売することはできません。受け取ってもらえるオンライン講座を作るために必要なポイントが3つあります。1つ目は受講したくなるタイトルをつけること、もう1つは、受講を後押しする受講内容を書いておくこと、そして価格設定についてです。さっそく一緒にやってみましょう!

オンライン講座を販売するための準備をしよう

5-2-1オンライン講座を売るための準備

この記事ではオンライン講座を販売するための準備についてお話しします。3つのポイントがあります。

  1. 受講したくなるタイトルをつける
  2. 受講を後押しする受講内容を書いておく
  3. 価格設定について

それぞれ詳しく解説していきます。

受講したくなるタイトルをつける

5-2-2オンライン講座を売るための準備

まず最初に受講したくなるタイトルについて解説します。オンライン講座を受講する方が、一番最初に見るのがタイトルです。タイトルが魅力的でないと、そのオンライン講座を受講するという気になりません。またタイトルでどのようなことが得られるのかがわからないと、受講しようとする気が起きません。ではどのように興味を引くタイトルをつけたらいいのか、またタイトルに入れるべき要素をどんなふうに探したらいいのか、私が実践している方法をお話します。

まずこちらはGoogleのサイトです。こちらのGoogleの検索窓に、自分のオンライン講座のキーワードを入れます。今回は試しに「SNS」と入力をしてみます。そしてその後スペースを入れて、「本」と入れて、エンターを押します。

5-2-3オンライン講座を売るための準備

そうすると、現在販売されている書籍の面を見ることができます。なぜこのような方法をとっているのかというと、こういった書籍は出版社のコピーライターが、この本を販売するために頭をひねってベストなタイトルをつけています。ということは、この現在販売されている本には、今のトレンドの言葉やキーワードが散りばめられているはずです。

5-2-4オンライン講座を売るための準備

例えば「デジタル時代」という言葉があったり、「まるごと」や「ファン」という言葉が目を引きます。今回はSNSをキーワードに探しているので、このような要素を見つけることができました。こういった要素は実はSNSの検索上位に引っかかるキーワードだったりします。なので書店に行かなくてもこのように検索をして、本の表紙を眺めているだけで、アイディアが浮かんできます。

そして1つだけ注意してほしいのが、こういったキャッチコピーとかタイトルの丸パクリは絶対にしないでください。なぜならこういったものには著作権があります。ですので、こういった要素を参考にしていただくことは可能なんですけれども、これを全てコピペしてしまうのは厳禁です。あくまでこういったキーワードを参考にさせていただき、自分のオリジナルでキャッチコピーを作ってください。

そして、SEOで上位を獲得する秘訣もお伝えいたします。先ほどのキーワードを探すという他にも、ラッコキーワードというツールがあります。他にもSEOツールはあるんですけれども、こういったツールを使って、現在のトレンドのキーワードとなっているものを探していただいて、そのキーワードをキャッチコピーに含めるというのもおすすめです。そういったことをしていただくと検索でも上位を狙うことができます。

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例えばこちらは私のUdemyの講座なんですけれども、このニッチなClickFunnelsとかはClickFunnels使い方とかで検索すると検索上位にヒットしてきます。そうしますとGoogleの検索からも私のオンライン講座にたどり着いて、私を知ってもらうということもできますので、こちらのタイトルにSEO的要素を含めるというのは非常に重要なことになります。

5-2-6オンライン講座を売るための準備

このようにして受講したくなるタイトルをぜひつけてみてください。

受講を後押しする受講内容を書いておく

次に受講を後押しする受講内容について解説します。受講内容をまずは一緒に画面で見てみましょう。下の画像は、リリースしている私のオンライン講座です。1つ見てみましょう。ブルーにハイライトされている部分がタイトルです。タイトルの後に学習内容とカリキュラムが続きます。

5-2-8オンライン講座を売るための準備

カリキュラムの下に要件と解説があります。受講生の方はタイトルの他に、実際に購入する前には解説というところも読む場合があります。なぜなら実際にこの講座でどんなことができるのか知りたいからです。ですので、こちらの解説のところに講座の説明や得られる知識をしっかり書いておくことによって、受講を後押しすることができます。

5-2-9オンライン講座を売るための準備

受講内容に入れる要素は、講座の内容で得られること、どんな方におすすめなのかとか、講座を受講する要件などを入れておきましょう。Udemyのダッシュボードにどのような受講内容を書いたらいいのかわからないという方は、他の先生のUdemyに掲載されている内容をいろいろ見てみてください。そうするとどんなことを書いたらいいのかということがわかっていきます。

それでは実際に動画を止められる方はここで動画を止めて、自分の受講内容を書いてみましょう。

価格設定について

5-2-10オンライン講座を売るための準備

最後に価格設定について解説します。価格の設定は非常に重要です。なぜならここでしっかりと価格を設定しておくことによって、その後の自分の商品、自社商品にも影響が出てくるからです。例えばあなたがしっかりしたオンラインコースを作ったとして、それを常に500円ぐらいの超低価格で販売していたらいかがでしょうか。

それだけの講座を500円で売っているあなたが、その後の講座の価格を上げていくのは難しいかもしれません。ですので、ある程度オンライン講座を出していくのであれば、しっかりとした価格を設定をしていくことが大切です。また価格設定は顧客の心理に影響します。やはりどんな方でもそうなんですけども、大幅な値引きがあったりすると買ってしまうなんてことはありませんか。

実際にこれはUdemyもやっている手法なんですけれども、価格の値引き、そして期限を設けるというのは、購入の後押しをしてくれます。実際にUdemyを見ながら説明していきます。例えばこちらは私のUdemyなんですけれども、全ての価格を2万7800円にしてあります。ですが現在キャンペーン中ということで1800円からというふうになっているんです。そして、全ての講座が1800円で販売されています。

5-2-6オンライン講座を売るための準備

頭に2000円がありますが、これはUdemyが取っている戦略の一つではあるんですけれども、元の価格より大幅な値引きをすると、元の価格より大幅な値引きになっています。これは、実は90%以上の値引きになっているんですけれども、このようにすると手に取りやすい価格であることで、お客様が購入しようという気持ちになってくれます。

また「割引価格は5時間まで」というふうに書いてあるんですけれども、下のようなオファーには期限が設けられています。そうしますと、今じゃないと元の金額に戻ってしまうんだという心理になり、お客様は今購入しておこう、今手に取っておこうという気持ちになります。

5-2-11オンライン講座を売るための準備

このように競争力のある価格設定のテクニックを使って講座をたくさん販売することにより、あなたの認知を広げることができます。しっかりとしたオンライン講座を出し、そしてしっかりとした価格を提示しておきましょう。さらにそれを値引きして、「今買いたい」という気持ちを後押しすることができます。

まとめ

今回はオンライン講座を販売するための準備についてお話しました。せっかく作ったオンライン講座、たくさんの必要な人に届けたいですね。まず目を引くためにも、受講生が手に取りやすいタイトルをつけましょう。プロのコピーライティングも参考に、あなたらしいタイトルにこだわってください。そして内容が理解できる受講内容を書き、「この講座を受講してみたい」という気持ちを高めるようにしましょう。そして購入を後押しする価格を設定することによって、あなたの作ったオンライン講座をひとりでも多くの方に届けることができます。