今回はオンライン講座を作るにあたり効果的なスクリーンキャプチャについてお話をしていきます。オンライン講座を収録していくうえでスライドを使っている方も多いのではないでしょうか。 その際に、スライドと話し手を同時に効果的に撮っていくという方法についてお話をしていきます。
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オンライン講座を作るにあたり効果的なスクリーンキャプチャ
このレッスンではオンライン講座を作るにあたり効果的なスクリーンキャプチャについてやっていきます。3つのポイントがあります。
- ScreenFlowを使って同時収録
- デスクトップやアプリケーションの収録方法
- スクリーンキャプチャに注目を集める工夫
それぞれ詳しく解説していきます。
ScreenFlowを使って同時収録
まず最初に、ScreenFlowを使った同時収録についてお話します。同時収録のメリットは非常にたくさんあります。もちろんカメラと別で画面を収録する、話し手はカメラを設置して収録する、スクリーンは画面で収録するという方法もあります。他の動画編集ソフトでも、別撮りしたものも同期できます。同期と言って音声と動作を一致させるということも可能ではあります。
しかし万が一ずれてしまった場合、初心者の方は特に余計な手間が増えてしまうと、収録や動画編集が非常に大変になってしまいます。それだけでも時間を取ってしまいます。ですが、ScreenFlowを使うと同時収録ができます。収録した瞬間に編集の方でも一致されているので、非常に使いやすいというメリットがあります。一緒にScreenFlowの画面を見ながら説明をしていきます。
例えばこちらはすでに収録したScreenFlowの画面です。話し手とスライドの画面があります。
もう1つ別のパターンを見てみましょう。 こちらはスライドと話し手だけなので、ある意味スライドに動きがありません。 こちらは画面を見せながら、もしくはスライドを変更しながら収録する場合です。そのパターンも見てみましょう。まだ編集前なので、少し画面のサイズをしっかり設定しておきましょう。
サイズを合わせていきます。
注意点は範囲を見やすく設定することです。すべての画面を見せるのではなく、ブラウザの必要な場所が見えるようにしています。
プライベートで使用しているようなアイコンは見えないようにして、なるべく集中環境を保つために必要最低限の画面だけにしています。次の画像も下の方に余計なアイコンが見えています。非常に気が散ってしまうので、表示を変更します。
ずらりと並んだアイコン、ちょっと気になりますよね。これはノイズになるので消していきます。下の画像を見てください。
先ほど表示されていた下の段のアイコンが見えなくなりました。 必要なところだけ見せるようにすると良いかと思います。違う場面に行くと、こちらでも説明に必要なものは全て出ていますが、それ以外の必要ないものは隠れています。このように、スクリーンに表示されているエリアに気を遣っていただくと、受講する方の気が散らないという風に提供できます。ぜひやってみていただければと思います。
スライドの場合を見てみましょう。動画に合わせてスライドが推移します。まずは最初にスライドを講座のサイズにしっかりと合わせておきましょう。収録をして自分がスライドを変更しながら撮影をしたとしても、自動で次のスライドにずれることができます。
収録の際に、同時収録をしていくことで後からスライドの場所がわからなくなることを防ぎます。別々に収録して後からスライドをはめると手間がかかりますので、同時収録でスライドを見ながら話しましょう、編集も簡単になりますし、スライドと話している内容が一致しやすくなります。
この収録方法もScreenFlowを使っていただくと自動でできますので、やってみていただければと思います。同時収録のメリットとスクリーンキャプチャの注意点です。
デスクトップやアプリケーションの収録方法
次に、デスクトップやアプリケーションの収録方法も解説をしていきます。デスクトップの注意点は、アイコンなどが見えてしまっていると見ている人の気が散ってしまいます。ですのでデスクトップのアイコンなどはなるべく隠してあげると良いと思います。また、アプリケーションについても同様です。
私も先ほどScreenFlowの画面をお見せしましたが、それを提示する時に極端な正方形だったりすると、後から動画編集をした時に余白ができてしまいます。横の部分が余ってしまったりするので、その部分が黒くなってしまったり、後から編集する時にどうしようかと迷ってしまいます。
ここに上の画像にあるパソコンの画面は16:9サイズになっています。この横長の長方形のサイズで収録するという前提でアプリケーションを開いていただくと良いと思います。アプリケーション自体を画面全体に広げていただければ、大体パソコンがそのサイズになっています。余白が出ないようなサイズ感で収録していただくと、後から編集がしやすいので、ぜひやってみてください。
スクリーンキャプチャに注目を集める工夫
スクリーンキャプチャに注目を集める工夫について説明します。マウスを目立たせると、見やすくなります。 講座の画面やスライドもそうですが、スライドを見せながら説明する時に、マウスが小さすぎると見づらかったらい、伝わらなかったりするかと思います。ScreenFlowには内部にマウスを目立たせる方法がありますので非常に便利です。
また外部ツールでマウスを目立たせるようなツールもあります。例えば、こちらのApple Storeです。検索ウインドウでポインタと検索していただくと、色々なツールが出てきます。下の画像「Cursor Pro」は私も以前使っていました。マウスの場所が分かりやすくなるツールも使っていただくのもおすすめです。
しかし、ScreenFlowの中の機能でマウスを大きくすることもできるため、私の場合はそれで十分でした。ですがこのツールがお好みの方は使っていただくと、マウスがより目立ってしっかりと伝わります。ぜひやってみてください。
再度、こちらのScreenFlowの方で、どのようにマウスポイントが大きくなるのか、もう1度お見せします。ポインタのズームを最大の500%に設定し、注意エフェクトを「サークル」に設定しました。
ポインタが大きくなり、丸が一緒に入ってますね。私はこのポインターのズームを大きくする程度しかやっていないですが、必要なのは伝わるということですので、必要に応じてやっていただければと思います。
まとめ
今回はオンライン講座を作るにあたり効果的なスクリーンキャプチャについての解説をさせていただきました。同時収録を駆使して、効率的に講座を作成していきましょう。また、余計なものを出さないということがあえて必要な箇所になります。この程度は見てないだろうと思って表示させてしまったものが案外見られていたりしますので、余計なものは表示させない、入れないということを心がけて見ていただくと、よりご自身の伝えたいものに注目を集めることができます。ぜひ意識して取り組んでみてください。マウスのポインタは大きく見やすく設定しておきましょう。