5-3 オンライン講座のサムネイルを準備しよう!

執筆者 | ScreenFlowでオンライン講座作成

今回はオンライン講座のサムネイルを準備することについてお話します。まずサムネイルについては重要なポイントが4つありますのでお伝えします。サムネイルの重要性、サムネイルデザインの基本、目を引く画像やイラストの選び方、画像の引用についての注意点です。さっそく一緒にやってみましょう!

オンライン講座のサムネイルを準備しよう!

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この記事ではオンライン講座を販売するためのサムネイルの準備についてお話しします。4つのポイントがあります。

  1. サムネイルの重要性
  2. サムネイルデザインの基本
  3. 目を引く画像やイラストの選び方
  4. 画像の引用についての注意点

それぞれ詳しく解説していきます。

サムネイルの重要性

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サムネイルは非常に重要です。タイトルも重要ですが、その前にサムネイルで伝えるいうところも非常に重要です。その講座を受けるとどんなことができるのかが、パッと伝わることによってイメージを伝えることができます。Udemyの画面で私のオンライン講座に使用しているサムネイルを見ていきましょう。

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私はサムネイルに私自身の写真を使っています。こういった要素をサムネイルに入れるということも、こんな人がレクチャーしてくれるんだというイメージを伝えることができたりしますのでおすすめです。そしてUdemyが広告にかけてくれるときに、このサムネイルが出たりします。多くの方にクリックしてもらいやすいようなサムネイルを作っていくことをおすすめします。クリック率自体が高いと購入にも繋がっていきます。だからこそサムネイルもこだわって作る必要があります。

では実際にサムネイルはどのようにしたら良いのでしょうか。例えばUdemyでは、サムネイルの中に文字を入れてはいけないという制約があります。実際にUdemyの他の方のオンライン講座などを見てみてください。文字が入っていません。ですがインスタグラムなどのロゴの文字やミニチャットなど、ツールのロゴの文字は許容範囲なようで入っても大丈夫です。例えばYouTubeなどでよくあるのサムネイルのように言葉を入れてしまうのは、UdemyではNGです。

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そしてサムネイルは、色使いやフォント選びもとても大切になります。実際に私のUdemyのサムネイルを上から見ていきましょう。こちらのサムネイルはオレンジでちょっと明るめの背景にして、左に私の画像を入れました。実際はこのサムネイルだけ見て内容までは伝わらないんですけれども、ちょっと親しみやすくてわかりやすそうな雰囲気を出してみました。

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サムネイルデザインの基本

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この講座の内容はSNSマーケティングなので、サムネイルに各種アイコンを配置してみました。FacebookやInstagramなど、見慣れたアイコンが表示されていますね。

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このようにすると何となく楽しくSNSが学べるかなという気持ちになるのではないでしょうか。そして配置なんですけれども、あまりごちゃごちゃしないようにしています。下の画像を見てください。例えばこの白い丸の中に大文字の「D」が入っているアイコンは「Divi」というWordpressのテーマのロゴです。これを大きく載せることによってDiviを知っている方はDiviの講座というふうにわかるように構成されています。

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このようにUdemyの場合は、なるべくシンプルにすっきりとわかりやすく伝えるということを意識してサムネイルを作っていただくことをおすすめします。

そしてあなたが実際にUdemyのサムネイルを作っていく場合は、トップページで他の方のサムネイルを見てみてください。私の他にもこういった方のサムネイルを見て参考にしましょう。ベストセラーになっている方は講座もきっと素晴らしいと思いますが、サムネイルもこだわっているはずです。

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参考になる部分があると思いますので、ぜひチェックしてみてください。まずあなた自身で実際にサムネイルを作ってみて、さらにいろいろな方のサムネイルを見ることによって学んでいくことができます。ぜひ視聴者の注目を集めることができるサムネイルを目指して、工夫してみてください。

目を引く画像やイラストの選び方

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次に目を引く画像やイラストの選び方です。私は主にツールのアイコンを入れているので、あまりイラストは入れていません。それでも上の画像のようにロケットを入れてみたり、本に関するオンライン講座の背景に書籍を並べてみたり、イメージを伝えるというところは必要になります。

目を引く画像やイラストの選び方は、きれいな明るい色をまず持ってきましょう。例えばイラストではないんですけれども、こちらの背景はオレンジを使っております。例えばあなたが他の同業者のサムネイルを見たときに、それよりも目立つイラストや目立つ背景を使っていただくことによって、目を引くということができます。

私も自分の顔写真を出しているところも目を引く1つのポイントになっています。人がよく注目するものとして、女性の顔、赤ちゃんの顔、動物という検証結果もあります。ですので女性の方は自分を出していただくと、それだけで目を引くこともできたりします。だからと言って、関係ない動物を入れたりとか、赤ちゃんを入れるというのは違うかもしれませんが、もしできるのでしたら、講師の写真を載せていただくというのも効果的です。

そしてUdemyではサムネイル内でテキストは使ってはいけないんですけれども、他の場所にもしその講座を出す場合や、自分の自社商品として出す場合にはサムネイルにテキストを入れるかと思います。最近のYouTubeはサムネイルの中でテキストを効果的に使っています。もしサムネイル内でテキストを使う場合は、なるべく少ない言葉を目立たせるように大きく書いていただくと、目を引くことができます。サムネイルにごちゃごちゃ文字を入れてしまうと目立ちませんので、タイトルやSEOのキーワードなどを載せていただくことによって、ぱっと目に入るサムネイルにすることができますのでおすすめです。

またブランドや講座内容を反映させるデザインの要素として、私はロゴを載せたりしています。ロゴを載せていると、ツールを知っている方の目を引くということができます。こういったツール系とか、ニッチなジャンルの方は特にそのロゴや、それが伝わる写真を入れておいていただくと、ターゲット層の目を引くことができます。

画像の引用についての注意点

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画像引用についての注意点を解説します。まず画像を使う際には著作権や版権に違反しない画像を選んでください。例えばロゴを使う場合もそうなんですけれども、インターネットで検索をして安易にダウンロードしてしまうと、それが誰かの制作したものだったりする場合があります。そうすると著作権に違反してしまいます。

またフリー素材というふうにうたっている素材を使っていても、中にはフリー素材ではないという場合もあります。最近のニュースになっていましたが、安易に使ってしまって請求を求められたというパターンもありましたので、自分の制作物に画像を使う場合は非常に注意が必要です。また画像を使用するためにライセンスや著作権がある場合もあります。

その場合はそういったサイトに掲載がされていますので、その条件をしっかりと見ていただくことをおすすめします。1番のおすすめは著作権フリーであることをしっかり確認していただいて使うこと、もしくはCanvaが非常におすすめです。Canvaの有料プランにしていただくと、使える素材がたくさんあります。このようにお金を払って、安心して使っていただくのも1つのポイントになります。

まとめ

今回はオンライン講座のサムネイルを準備について解説しました。明るい色やロゴを駆使して、目をひくサムネイルを作りましょう。あなたの講座を知ってもらうためにも重要なポイントですので、こだわってみることをおすすめします。オンライン講座はそれを販売してビジネスに繋がっているので、著作権については気をつけていただくポイントになります。しっかりと確認をして、違反しないよう注意しましょう。