1-8 商品が売れない動画広告に欠けている“たった一つ”の要素

執筆者 | DaVinchResolveで動画広告制作

動画広告を作っても、なかなか商品が売れない・・・そんな悩みを抱えていませんか?実は、商品の機能やメリットを説明するだけでは、お客様の心は動きません。人が購買を決断する時って、感情が大きく影響しているからです。そこで重要になるのが「ストーリーテリング」という手法です。

この記事を読まずに商品説明だけの動画広告を作り続けても、視聴者の心に響かず、広告費だけが消えていく未来が待っています。一方で、ストーリーの力を理解して動画広告に取り入れることができれば、視聴者の感情を動かし「この商品が欲しい!」と自然に思ってもらえるようになります。

なぜストーリーが購買に繋がるのか

1-8 なぜストーリーが購買に繋がるのか

このレッスンでは「なぜストーリーが購買に繋がるのか」について詳しく解説していきます。主にポイントは3つあります。

  1. ストーリーテリングの心理学的効果
  2. ヒーローズジャーニー(英雄の旅)モデルの応用
  3. 記憶に残るストーリー作りの秘訣です

以上の3点になります。次の章から詳しく解説していきますね。

1.ストーリーテリングの心理学的効果

1-8 なぜストーリーが購買に繋がるのか

まず最初に「ストーリーテリングの心理学的効果」についてお話ししていこうと思います。難しいことは考えなくても大丈夫です。ストーリーというのは、人それぞれにドラマのような流れ、つまり物語のことを指します。そうした物語だったり、ストーリーを語っていくことで、共感を生むことができます。プラス、なぜだか人は物語やストーリーを聞くことによって、自然と自己投影をし、自分に重ね合わせて考える傾向があります。

これはちょっと余談なんですが、昔話を聞いていて、まるで自分が主人公になったような気分になったことはありませんか?それと同じように、人のストーリーを聞くことで感情移入が起こり「自分がそうだったら・・・」と勝手にイメージするような効果があるようです。プラス、感情の刺激ですね。そうした感情移入によって、物語を通して臨場感を感じ、そのストーリーを通して自然と感情が動くということがあります。

また、イメージが膨らむということで、脳内のオキシトシンの増加がされます。これは、ストーリーの中で良い体験をすることによって「自分も同じようにできるかもしれない」と感じる心理的効果があります。

2.ヒーローズジャーニー(英雄の旅)モデルの応用

1-8 なぜストーリーが購買に繋がるのか

次に「ヒーローズジャーニー(英雄の旅)モデルの応用」についてです。これはマーケティングでもよく使われる考え方で、日本語に直すと【英雄の旅】になります。つまり「ヒーローができなかったことをできるようになるまでの物語」のことです。ヒーローって大体、できなかった時からできるようになる!みたいなストーリーがありますよね。

それもやっぱり自分に重ね合わせて、自分と同じような境遇の人ができるようになったっていうストーリーを見せられることで、初めはダメだった人もヒーローみたいになれるんだっていう、成長していく姿を見ることで、共感を得られる構造になります。そして、ヒーローズジャーニーの主要な流れは「日常→試練→成長→成功」です。

【日常】が普通にあるんですけれども、そこに【試練】が来て、そこから【成長】をしていって、そして【成功】の流れっていうのが親しみやすい流れになっています。たとえば、私自身の経験でいうと、専業主婦として普通の生活(日常)をしていたのですが、家計がマイナス5万円(試練)になり「何とかしなければ」と思い立ち、努力を重ねて初めてオンラインで商品を販売(成長)し、自動化によって成功することができました。

こうしたどん底からの成功ストーリーていうのをよく聞いたことがあるかもしれませんか?これがまさにヒーローズジャーニーです。なので、ここで重要なのは「何をきっかけに成功できたのか」という部分を救済者の位置付けで発信することです。私の場合は「オンライン講座を作ったこと」とか「自動化を進めたこと」などが転機になりました。つまり、この「成功のきっかけ」をあなたの商品やサービスに置き換えることで「これを得たから成功できた」というイメージをお客様に持ってもらうことができるんですね。

やっぱり失敗してどん底からの成功に至る過程のサクセスストーリーで見せると、視聴者は臨場感を持ってその変化を感じられます。やはり、成功すると嬉しいわけなんですよね。「達成した!」というふうになるので。そういったところをストーリーで見せることで「こうすれば自分も達成できるかもしれない」と未来をイメージできる道筋が見えるようになり、達成感を共有できるという効果が生まれます。

3.記憶に残るストーリー作りの秘訣です

1-8 なぜストーリーが購買に繋がるのか

そして最後に「記憶に残るストーリー作りの秘訣」についてです。私はこれを【具体的で感情的な模写】と呼んでいます。たとえば、私の場合は、旅行先で楽しかった体験や印象的な出来事を映像で見せることによって、非常に具体的なイメージを伝えることができます。実際にその場所に行って、子どもの姿を映したりすることが多いのですが、それを見る方たちが「親の気持ち」で共感してくれることもあります。それが、感情的な描写ができているかなと思います。

また、旅先だと海に入るとかプールに入るとか、あとは珍しい食べ物を紹介するのも効果的です。あえて「こんな食べ物があったんですよ」と驚きを共有することで、視聴者の記憶に残ります。なかなかそういった食べ物を見たことがなかったり、それを動画や広告に使ったりする人も少なかったりすると「珍しい!」というふうになり「なんだったんだろう、あの食べ物は?」という印象を残すことができ、そういったところでユニークさの演出をしています。

動画広告は1分ほどの短いものが多いですが、私は少し長くなってしまって3分程度になることもあります。それでも、短い中にそう言ったストーリーを入れることで、心に響くメッセージを入れることができます。たとえ1分でも「ダメダメだったけど、今はこうなれた」というサクセスストーリーを盛り込むことで、心に響く動画になるかなというふうに思います。

以上の要素を盛り込んでいただくことで、やはり心が動くというところから購買につながるという結果になります。