AI技術の進化により、誰でも簡単にプロ並みのコンテンツを作れる時代になりました。しかし、キラキラ投稿やAI制作コンテンツが溢れる中、視聴者は逆に「本物」を求めるようになっています。偽りのコンテンツに頼り続けると、短期的には注目を集められても、長期的な信頼関係を築くことができません。
その結果、ビジネスの成長が止まり、視聴者から見放されてしまう未来が待っています。一方で、リアルなストーリーや現実に即したコンテンツを発信すれば、視聴者との深い信頼関係を構築でき、安定したビジネス基盤を作ることができます。
偽りのコンテンツがもたらす影響

このレッスンでは「偽りのコンテンツがもたらす影響」について考えていきましょう。まず、最近AIが出てきたことや、以前からですが、オンラインを使うことでオンライン広告が増え【詐欺】や【偽物】も多くなってきました。そういった背景を踏まえて、今回の3つのポイントについて考えていきましょう。
- AI制作コンテンツやキラキラ投稿の増加背景
- 視聴者が「本物」を求める心理
- 偽りのコンテンツでは信頼を築けない理由
以上の3点になります。次の章から順番に詳しく解説していきますね。
1.AI制作コンテンツやキラキラ投稿の増加背景

最初に「AI制作コンテンツやキラキラ投稿の増加背景」について考えていきます。最近のAI技術によって、短時間で高品質な画像や動画を作成できるようになりました。誰でも簡単にプロっぽいコンテンツを作れる時代になっています。ちなみに、私が今使っているCanvaもテンプレートが豊富で、プロっぽい画像を簡単に作ることができるんですよね。
こうした便利さが、いわゆる「キラキラ投稿」を生み出す背景になっています。この「キラキラ投稿」とは、理想化されたライフスタイルを映し出すようなものです。たとえば、私自身も上の画像のように少し前まで「キラキラ投稿」をしていた時期がありました。ちょっと高級なレストランに行って自撮りをして「行ってきました」と投稿する。そんなふうに「こんな素敵な生活をしていますよ」と見せるキラキラした投稿をするというところですね。
しかし、以前はこうした「キラキラ投稿」も好印象を与えることが多かったのですが、今はSNSを中心に「キラキラ投稿」があふれており、見慣れた人たちからすると「またか」と感じるようになっています。中には、ちょっと「うさんくさい」と思う人も出てきてしまっているのかなと思います。
こうした「キラキラ投稿」は、簡単に作れてしまうのも問題ですね。1日だけ高級レストランに行って写真を撮るだけで、それっぽく見える画像は作れてしまいます。AIを使えばさらに簡単に「映える」画像が量産できるため、視覚的なコンテンツがあふれている状況です。結果として、視聴者の注目を奪い合う競争が激化していて、中途半端なコンテンツとか、ただプロっぽいだけの画像とかでは、もはや勝ち抜くことができないんですよね。
こうした背景には、非現実的なコンテンツが過剰に制作されていることもあります。それによって、視聴者が疲弊してしまっているんですね。「またキラキラ投稿か」とか「またAI画像か」とか「また偽りのコンテンツか」と感じ、そういった画像を見続けてしまっていることによって、視聴者が現実とのギャップに苦しんでしまうんですね。
結果として、コンテンツそのものへの不信感を持ってしまう傾向があります。今では逆に「キラキラ投稿」や「AI制作コンテンツ」を発信すると「それ偽りなんじゃない?」という目で見られてしまう可能性があります。
2.視聴者が「本物」を求める心理

次に「視聴者が本物を求める心理」についてです。人は現実に即したエピソードやストーリーに共感しやすいということがあります。人には、誰しも共感したいという欲求を持っています。そのため、本物の体験や人間性が感じられるコンテンツは、自然と共感を得ていただくことができます。
また、過剰な演出に対しては反発が起きやすいですね。たとえば「高級ホテルでワインを飲みながら仕事をしている」ような投稿を見ると、逆に「自分とは世界が違うな」とか「お金持ちにしかできないことでしょ」みたいなふうに、反発されてしまう可能性もありますよね。
「キラキラ投稿」も同様です。先ほども言いましたけれども、1日だけアフタヌーンティーに行って写真を撮り、理想化されたイメージを演出しても、それ自体に違和感を持ってしまって「本当はどうなの?」と疑問を持たれてしまうことがあるんですね。こうした流れの中で、信頼できる情報源を求める傾向が強まっています。
特に今は、AIや高度なツールによって、プロ並みのコンテンツが氾濫しているからこそ「本当に信頼できる情報は何か」「リアルな発信者は誰か」っていうところを人々は求めている傾向にあります。
3.偽りのコンテンツでは信頼を築けない理由

そして最後に「偽りのコンテンツでは信頼を築けない理由」についてです。これは私たちがビジネスをしていく中で、長期的な関係性を築くことが不可欠なんですよね。なので【キラキラ投稿】や【AIで作られたプロっぽい画像】は、短期的に目を引く効果はあっても、誇張や偽りが含まれることで、長期的な信頼関係を築きにくいということが挙げられるかなというふうに思います。
さらに、偽りのコンテンツはいつか矛盾が露呈します。暴露されてしまうんですね。たとえば、AIで作ったかわいいアイコンを使っていた人が、Zoomなどで実際に顔を合わせたときに「あれ?全然違う」と思われると、そのギャップとか真実を知ってしまった時に「えっ」ていうふうになってしまうんですね。
その「えっ」て思う感情が、不信感につながってしまいます。そうした小さな違和感がブランドイメージを損なってしまう可能性もあったりするんですね。もちろん、AI画像をアイコンにするなとは言いません。ただ、そのギャップが生まれる可能性を理解した上で使っていただくのがいいかなというふうに思います。
特に動画やサービス提供など、人と関わる場面では偽りが露見しやすくなります。そうなると逆に不信感を得られて、後で「嘘だったの?」と思われてしまえば信頼を失ってしまいます。結果として、長期的な関係を築くことが難しくなってしまいますよね。なので、現代の視聴者は、過去よりもコンテンツを見抜く力が高まっていると私は思っております。
不自然な演出とか誇張に敏感に反応してしまうんですね。そのため「本物らしさ」を感じられないコンテンツはスルーされやすい傾向にあるかと思います。以上を踏まえて、偽りのコンテンツはやはり作らない方が良いでしょう。リアルなストーリーや現実を映したコンテンツの方が好感を得ていただきますし、長期的な信頼関係を築くことができます。ぜひ覚えておいていただければと思います。