今回はChatGPTを用いた、Kindleで出版する書籍を制作する方法についてお話しします。本を執筆したくても、いざ出版するのは難しいと思っていませんか?AmazonのKindleを利用すれば、低コストで電子書籍を出版するのはそれほど難易度も高くありません。
しかも近年ではAI技術も進化しています。AIを駆使すれば、自分ですべて考えることなく書籍を作成することも可能です。
この記事では、会話が可能なAIサービスであるChatGPTを使った電子書籍の制作方法について見ていきます。文章だけでなく、タイトルや見出し、挿絵などもChatGPTに相談できます。ここでは40代の女性を対象に、産後ダイエットする際の食事や運動のポイントについてChatGPTで書籍を作ってみました。どのような流れで制作すればよいのか、自分で執筆する際の参考にしてください。
ChatGPTでKindle書籍を執筆する5つのステップを解説

ChatGPTを使ってKindleで出版する書籍を執筆するのであれば、以下の4つのステップを踏んで進めていきましょう。一つずつ進めることで、お客さんに手に取ってもらいやすい書籍が執筆できるからです。
- ステップ1:書籍のタイトル
- ステップ2:書籍の構成と見出し
- ステップ3:書籍の本文
- ステップ4:書籍の挿絵
ステップ1:書籍のタイトル
まずはタイトルについてです。タイトルを考える前に、ChatGPTでどのような書籍を執筆したいのか伝えましょう。今回は「Kindleで書籍を出版します。内容はペタンコお腹で理想の体になる方法を含むダイエットに関する食事のことと体の動かし方について解説します。ターゲットは、40代の女性で産後の体型が戻らなくて悩んでいる人です。」というプロンプトにしてみました。するとChatGPTは「素晴らしいプロジェクトですね」と褒めてくれました。また「40代の女性、産後の体型変化に悩んでいる方をターゲットにするのは非常に具体的でいいでしょう」とも言ってくれています。
そしてプロンプトに基づく内容を書き出してくれました。内容が良ければそのままでかまいません。しかし入れたい内容が入っていなければ、変更しましょう。
いよいよ書籍のタイトルを作ります。タイトルを出すにあたって、「上記の内容を元に、購入したくなる書籍のタイトルを10個考えてください」とChatGPTに指示しました。すると以下のように、10個のタイトルを出してくれました。

- 「産後ダイエット成功の秘訣:ペタンコお腹への最短ルート」
- 「ママのためのダイエット:産後の体型戻しガイドブック」
- 「40代から始める私のダイエット物語:産後編」
はじめ、10個のタイトルを考えてくれました。
この中で満足できるタイトルがあれば、1つ選びましょう。中にはどれもピンとこない場合もあるでしょう。その場合には「あと10個考えてください」などと入力すれば、プラスで10個考えてくれます。
「このタイトルのこの部分はいいけれども、残りの部分が微妙…」と思えるタイトルも出てくるかもしれません。もしそうなら「このタイトルのこの部分を5個考えてください」と入力しましょう。すると一部改良したタイトルを5個考えてくれます。
今回は「産後ダイエット成功の秘訣:ペタンコお腹への最短ルート」の「ペタンコお腹への最短ルート」は良かったので、こちらを残して別のタイトルを考えてもらいました。5個考えてもらったところ、以下の候補を提示してくれました。
- ペタンコお腹への最短ルート:産後ダイエットの成功法則
- 40代から始めるペタンコお腹への最短ルート
- ペタンコお腹への最短ルート:毎日続けられるシンプル習慣
- 産後ママのためのペタンコお腹への最短ルート:食事と運動の全ガイド
- 変わる私、ペタンコお腹への最短ルート:40代女性のダイエット革命
この中から今回は「ペタンコお腹への最短ルート:毎日続けられるシンプル習慣」にしましした。ChatGPTにも「これにしました」と伝えましょう。
ステップ2:書籍の構成と見出し
次のステップは書籍の構成と見出しです。ChatGPTには「書籍の構成と見出しを考えてください」と伝えましょう。今回は5章からなる書籍を作りたいので「構成は5章まで、見出しは5個です」というふうに付け加えました。
すると以下のスクショのように構成と見出しの提案をしてくれました。

しかし、これはこちらの意図するものとは違いました。1章に見出し1個となっています。1章につき見出し5個作ってほしいのがこちら側の希望です。この場合、ChatGPTに追加の情報を提供しましょう。

以上のスクショのように「例えばこのような感じで…」というふうに入力すると、ChatGPTも学習してくれます。意図しないことが出てきた場合、見本を提示してあげるとそれに合わせてくれます。
すると1章の中に5個見出しを考えてくれました。自分でいちいち考えなくても、構成案を作ってくれました。納得できる内容だったので、この構成と見出しをベースに記事を執筆していきましょう。

ステップ3:書籍の本文
続いて、記事の中身を書いてみましょう。ここではすべてをやっていると時間がかかってしまうので、以下のスクショのように第1章の最初の見出しで文章を作ってみます。見出しをコピペして、「この中身の内容の記事を書いてください」と入力します。

するとこのようにあっという間に記事を作成してくれました。見出しも書き出してくれるので見やすいです。

これをすべてコピペしてしまってもかまいませんが、これではあなたの本というよりもコピペ本になってしまいます。あくまでもChatGPTの文章を参考にして、一部変更や追記などで内容を膨らませていきましょう。中にはコピペしてそのまま本にする人もいます。このあたりはそれぞれの考えで進めてください。
これで書籍ができあがるので、文章をコピペしてGoogleドキュメントに書き換えていきましょう。今回は以下のようになりました。

この事例では「産後の体型とは何か」だけを文章にしているので、「まとめ」部分は必要ないかもしれません。まとめ部分は消去しておきましょう。このように不要な部分の削除など、自分で作業する部分は出てきます。このようにして、すべての章の記事をGoogleドキュメントに書き換えていきましょう。
ステップ4:書籍の挿絵
文章だけで完成させても構いませんが、文章だけだと見づらく感じるかもしれません。そこでここに挿絵を入れてみましょう。ChatGPTは画像の生成も可能です。
ChatGPTの4が画像の生成に対応しています。4は有料版な点も留意してください。4の中にDALL・Eがあり、今回はこちらを使って画像生成してみましょう。
今回は以下のようなプロンプトを提示しました。
- 産後の体型に悩む女性
- サイズは16:9
すると以下のような画像が生成されました。

夜に悩んでいる女性といった感じです。よさげなので、こちらをダウンロードしましょう。次にGoogleドキュメントで挿絵を入れたいところにカーソルを合わせてください。「「パソコンからアップロード」を選んで、先ほどの画像を選択して「開く」をクリックしましょう。すると以下のようにドキュメントに挿絵を入れられます。
まとめ
このようにAIを活用すれば、書籍のタイトルや見出し・構成、本文、挿絵まで作成できます。ただしAIを利用しても自分の名前で書籍を出すのであれば、書籍に関する責任をすべて負うことは理解してください。
書籍を出す前には情報の正確性など、自分でチェックしてください。以上、AIを活用する方法を解説いたしました。