AIで講座のスライドを作成することができます。少しの工夫で構成や内容を作ってくれますので、ぜひ活用していきましょう。
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ChatGTPを使って講義スライドに入れる文書を作成するコツを解説します!
この記事では、AIを使って講義スライドに入れる文書を作成するコツについてお話しします。4つのポイントがあります。
- ChatGTPを使ってオンライン講座のスライドの中身を作っていこう
- さらに内容をブラッシュアップする方法は?
- ChatGTPが途中で止まってしまったら?対処法を教えます!
- わからない言葉が出てきたときは?ChatGTPに聞いてみましょう!
それぞれ詳しく解説していきます。
ChatGTPを使ってオンライン講座のスライドの中身を作っていこう
ChatGTPに「AI活用の重要性の説明の内容を講義スライドに掲載する文字と、そのスライドに対する説明を書き出してください」と質問しました。一緒にやっていきましょう!
ChatGTPはスライド1にタイトルを入れるよう回答してきました。「AI活用の重要性」をスライド1にはこれを入れてくださいということですね。
そして2枚目のスライドにはこの3つのポイントを入れてくださいというふうに出ました。「AIの急速な発展と普及」、「産業界やビジネスへの影響」、「個人や組織がAIを活用するメリット」です。
さらにこの3つのポイントに付随する説明も入れてくれました。
スライド3には「データの活用の意思決定の改善」、「パターンと傾向の発見」「自動化と効率化」というふうに入れて、説明するという内容を回答してくれました。
そしてスライド4は「パーソナライズされたエクスペリエンスの提供」、「顧客サービスとカスタマーエンゲージメントの向上」、「イノベーションと競争力の確保」という内容とその説明を提案してきました。
スライド5は「セキュリティとリスク管理」、「AI倫理と社会的影響」、「持続可能な開発と社会課題への取り組み」とその説明が入ります。ここまで読んでみて、なにか気がつくことはあるでしょうか。
私はちょっと文章が硬いと思ったのと、説明もちょっと短いなというふうに思いました。
私のオンライン講座はスライド1枚当たりもっと充実した説明をしているので、これでは少し簡素だと感じました。もっとわかりやすく、説明を充実させたいな思ったのでChatGTPに追加で聞いていきます。
「上記をもっと初心者にもわかりやすい言葉で書きかえてください。さらにスライドに対する説明ももっとボリュームを増やし、理解しやすい言葉に書き換えてください」というふうに入力しました。
ChatGTPが「わかりやすい言葉に書き換えて、詳細な説明を示します」と回答してきました。なおスライド1はタイトルなので変わりません。
スライド2からより詳しくわかりやすい内容に書き換えてくれました。早速見ていきましょう。
こんなふうにもうちょっとわかりやすい文章になったかなという印象を持ちました。先程のスライド2では「AIの急速な発展と普及」が「AIの急速な進化と普及」、「産業界やビジネスへの影響」が「AIが私たちの生活と仕事に与える影響」、「個人や組織がAIを活用するメリット」が「AIを使うことのメリット」になりました。
親しみやすく、読みやすくなりましたね。でもスライドの中身の説明が思ったより増えていませんでした。スライド3から5も見てみましょう。
先ほどより内容が読みやすくなり、説明も少し増えました。さらに説明の内容を増やしてもらうために、各スライドにつき2~3分が理想と新たな指示を出しました。具体的な指示を出すのがポイントです。
そうしましたら、説明部分が少し多くなりました。
さらに内容をブラッシュアップする方法は?
最初から初心者にわかりやすい説明で、説明を充実した回答をChatGTPからもらうため質問方法を工夫しました。
どのように書いたのかというと、「AIを活用するメリットのレッスンの内容を講義スライドに掲載する文字と、そのスライドに対する説明を初心者にもわかりやすい言葉で書き出してください。またスライドに対する2~3分のスクリプトをそれぞれ作成してください」という指示の書き方にしました。
スクリプトっていうのは台本という意味ですね。なのでこれだけでAIに伝わるんじゃないかなというふうに思いました。
そうしましたら、説明とスクリプトが入った文章を作ってくれました。説明は説明として置いておいて、スクリプトは私達の話し言葉として実際の講義をする内容ということで、書いてくれました。
もちろんこれを丸々読み上げるではなく、ここに自分の意見や見解、例えをちょっとずつ入れて話して実際には使用します。しかし大枠を作ってくれているので、非常にスピーディーに講座のスライドと台本を作ることができました。
ChatGTPが途中で止まってしまったら?対処法を教えます!
なお途中でChatGTPは止まることがあります。そういった場合は「続けてください」というふうに指示を出すと、その続きを書いてくれますので、ぜひやってみてください。
わからない言葉が出てきたときは?ChatGTPに聞いてみましょう!
わからない言葉が出てくることがあります。例えば「エフィシエンシー」です。私自身もこの言葉を使っていないのに講義に出てきてしまうと、どうしようかなというふうに思いました。
そのときネット検索でもいいんですが、継続してChatGTPに質問してみましょう。何ですかっていうふうに聞くとですね、教えてくれます。
このような聞き言葉で大丈夫ですので聞いてみてください。回答を読んでから、この言葉を入れようか私自身が考えて選ぶことができます。
イノベーションという言葉も使っていたんですがもうちょっと詳しく知っておこうというふうに思いました。このように聞いて、自分でこの講義に使うかっていうところも自分で選んでいくということが大切になります。
ちょっと面白いがあります。イノベーションちょっと使いたいと思ったとき、どういうふうに初心者の方にわかりやすくお伝えできるか、自分が理解するためにわかりやすい言葉でどのように説明できるのか聞いたらこのように答えてくれました。
さらにわかりやすく伝えるために、「一言で伝えるとしたらどんなことですか」と聞いたらイノベーションとは「新しい未来を創造すること」と答えてくれました。
まとめ
今回はChatGTPを使ってオンライン講座のスライドの中身を作っていきました。AIを活用するとオンライン講座のスクリプトやスライド文書を効率的に作成することができるのでぜひ覚えて活用いただければと思います。
このように一つのオンライン講座を作る時に、どんどん質問をして精度をあげるのがポイントです。わからない単語があったら自分の理解を深めつつ、AIに伴走してもらいながらオンライン講座を作ることができます。是非やってみてください。