3-6 セールスファネルの実例!お申し込みページ(LP)で顧客単価を上げた具体的な方法

執筆者 | チャレンジローンチ

労力をかけずに売り上げをもっと上げたいですか?売り上げをもっと上げるためには、通常の販売方法ではなく、「ファネル」の考えを取り入れた「セールスファネル」を導入すべきです。セールスファネルとはお客さまの流れを表した逆三角形の漏斗を意味します。マーケティング用語として使われていますが、この流れを意識することで、同じ労力でも売り上げが2倍〜5倍になるので驚異的です。

今回は、私が実際に売り上げが2倍にした事例を具体的に解説します。実際にどのようにお客さまに訴求すれば、お客様が喜んで買ってくれる流れを作ることができるのかのヒントを得ていただければ幸いです。

セールスで顧客単価をあげた具体的な事例

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セールスファネルを使えば、最初のフロント商品を販売するだけで、自動的にお客様がファネルを通過して、次々と商品を買ってもらう流れを作ることができます。集客の入り口はフロント講座なので、同じフロント講座に誘導するならば、そこで終わってしまうよりは、お客様が必要とするサービスを提案して喜んで買ってもらった方が、あなたもお客様もハッピーですよね。

ここでは、実際に私がセールスファネルの中で何をどのように提案して売り上げを2倍にしたのかを説明します。

  • 提案#1. クリックファネルでできるお申し込みページの工夫で売上2倍
  • 提案#2 具体的な方法〜アップセルを用意する
  • 提案#3. 具体的な方法2〜オーダーバンプを用意する

上記の3つ提案によって、実際に50万円ほどの売上が2倍の97万ほどになりました。もちろんセールスファネルを使っています。早速具体的に何をしたのかを詳しく解説していきます。

提案#1. 追加商品(オーダーバンプ)で売上2倍

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これが私が実際に提案したページです。フロントページのお申し込み画面の中で、お客さまに「ついで買い」を提案しています。つまり「オーダーバンプ」です。私はこのページをクリックファネルで作成していますが、クリックファネルを使えば簡単にオーダーバンプを表示させることができます。

お客様は、このチェックボックスにポチっとするだけで、「ついで買い」をすることができるんです。これを見て、あなたはどう思いましたか?「買うはずない」って思いましたか?私も実際にこのセールスファネルを使う前までは、こんなところにチェックボックスをつけても、買うはずないって思っていましたよ笑。

でも、実際に販売開始してみたらなんと!8割の方が、このチェックボックスにわざわざチェックを入れて「ついで買い」のオーダーバンプを購入して行ってくれたのです。これは本当にびっくり!50人中、40人の人がオーダーバンプでついでに5,980円支払って行ったのです。

フロント商品はチャレンジローンチの企画の参加費でした。普通の人(セールスファネルを使っていない人)は、本来のお申し込みページだけなので、チャレンジの参加費だけを回収するのが目的ですよね?ですが、お申し込みページからセールスファネルの流れにして、チャレンジに付随する商品をご提案することにより、売上が増える仕組みです。

これが、オーダーバンプの威力です。やってみると、実際にオーダーバンプを購入する人はとても多いという事を、ぜひ覚えておいていただけたらと思います。(私のクライアントさんも大いにオーダーバンプを活用して売り上げを倍増させています♪)

さて、オーダーバンプには、どのようなサービスを提案したらいいか迷ってしまいますよね。私も最初はアイデアが無くて何を提供しようか頭を抱えていました。例えば、今回ご紹介した事例だと、チャレンジ企画のテーマは動画なので、それに付随したサービスを提案すべきですね。

追加商品は、チャレンジ本商品には支障がないことが条件です。オーダーバンプなので買っても買わなくても、本講座には影響がないように設計せねばなりません。

私の場合はチャレンジ企画でライブ配信、もしくは動画を撮影するので、動画コンテンツが21日間分作れるという価値があります。なので、その動画を、更に資金化できたらお客さまにとって価値になるなと思ったので、私のオーダーバンプは「YouTubeデビュー講座」にしました。チャレンジ参加者の大半がYouTubeをいまだ開始していなかったので、このチャレンジ企画中に合わせてYoutubeで動画を資産にする方法を提供しました。

参加者には、今回のチャレンジのライブの中で出来上がった21日間分のコンテンツを発表するだけでなく、「せっかくだからYouTubeで資産化しましょう」という講座を追加して付けました。オーダーバンプの説明欄にも、YouTubeデビュー講座について説明を入れておきました。

これにより、元々のチャレンジの参加費用の他にYouTubeデビュー講座を追加して、このぐらいの価格だったら追加しておこうという気持ちで追加してくださる方がとても多くなったという結果です。

私のYouTubeデビュー講座は、2時間の講座形式で実施しました。なので、事前にコンテンツを用意する必要はなく、私のやることとしては、21日間とは別に2時間枠を作って、お申し込みしてくれた人専用のZoomでセミナーを実施しました。その結果、追加のオーダーバンプを買ってYoutubeデビュー講座を買ってくれた参加者の方々はとても喜んでくれました。

提案#2. 販売後に追加サービスを提案〜アップセル1を用意する

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先ほどのフロント講座(チャレンジ参加費)を購入した後に遷移するページをセールスファネルで作成し、更なる提案をします。私の事例ですが、21日間のコンテンツで自己学習だけでは足りない人向けということになります。しかも、このアップセルというものの良いところは、21日間のチャレンジ講座自体は既に購入している方におすすめします。

先ほどご説明したオーダーバンプは購入前ですが、購入後21日間を参加するといって費用を支払った後の人、支払った直後の人にアップセルといって、「これもあるとよりあなたの成果がもっともっとでやすくなります」というお伝えの仕方をしました。

私は具体的には「成果を加速させる週1回のグループコンサルのお知らせ」ということでお知らせをしており、チャレンジ本体は1人で21日間進みますが、やはり質問コーナーも用意し、テキストだったりします。説明をして欲しい時というのは、直に先生に聞ける環境がかなり魅力的だと思いませんか?チャレンジを決めた後の人は21日間をやり切ると決めているので、1回決めると成功させたくなるものです。

成功させたい語ってプラスアルファの何かがあると、それを使ってでも成功を達成したいと思います。その点で少し不安がある方が、より先生と近づけるチャンスがあるというように思っていただけると、次のアップセルやグループコンサルを購入したいというようになります。

グループコンサルはワンクリックで買えるようになりますので、この動画で私が、

  • 「こういうのがあって、ぜひおすすめですよ」
  • 「あなたの成果が加速されますよ」
  • 「週1回やって全部で3回もありますよ」

といったことをお伝えすることによって、参加者は「これも買っとこ」というように買っていただけるのです。これでまた売上がかなり大きく出てきます。アップセルの購入率は大体50%程度で、オーダーバンプは80%程度に購入されていました。

提案#3. 具体的な方法2〜アップセル2を用意する

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アップセル2というのは追加的なオプションですので、「買ってくれたらいいな」というイメージでつけてもいいかなと思います。私のアップセルの仕組みは、どんどん値段が高くなっていく方向になっているのですが、特に高くしなければいけないというわけではないです。私が何のアップセルを用意したかというと、

  • 個別でのミーティング戦略
  • ツールのわからないこと
  • ライブ配信のわからないこと

などを具体的かつ私に個人でマンツーマンで聞くことができますよといったプランを用意しました。

アップセル2を目にする方というのは、先ほどのアップセル1のグループコンサルを購入した方のみになります。グループコンサルですと周りに人がいて、どのぐらいの人が購入したかわかりません。なので、グループでいっぱいいる中で先生に質問ができるんだなというようになります。ですが、この個別相談で自分だけの時間を先生にとってもらえるということで、これも価値があるというようにアップセル2にすることによって、見せることができるのです。

先ほども言いましたが、アップセル2は1を購入した人でないと見ることができません。21日間の最初の講座だけで辞めてしまった人は、この存在も知らないのです。なので、そういったところでも特別感を出しています。ちなみに私の場合は、カラーも特別感を出すために、グループコンサルのカラーよりも高級感などを出したカラーにしています。

以上のように、セールスファネルを使って1つのフロント商品に対して、3つの提案をしました。セールスファネルを使うことで、こんな追加サービスもサクッと提案できるんですよね。

同じようにフロント講座に集客するならば、お客様が喜ぶ「ついで買い」を提案して、さらに価値を感じてもらうことで、売り上げも2倍になる効果的な方法をご紹介しました。

まとめ

以上で、今回の記事ではセールスファネルを使って、フロント講座を提案するだけで、追加の3つの提案をして、顧客単価をあげる方法を解説させていただきました。セールスファネルに盛り込む、オーダーバンプとアップセルは、是非効果的な販売方法として覚えておいていただけると幸いです。