3-5 サーバー側のSSL更新失敗の原因と解決法とはクリックファネルのCNAME設定に注意

執筆者 | クリックファネルのドメイン設定

最近、サーバー側のSSL更新に失敗するトラブルが増えています。特に、独自SSLを設定していない場合に、守られていない独自ドメインが原因でSSL更新ができないことがあります。今回は、実際に発生した問題を例に挙げ、その解決法について詳しく解説します。

サーバー側のSSL更新が上手くいかない原因とは!?よくあるトラブルの解決法について紹介!

今回はサーバー側のSSLの更新に失敗する理由について解説したいと思います。よくあるトラブルで、サーバーの方からSSLの更新に失敗しましたっていう風に言われることがあります。実際に今私もサーバーのSSLに失敗してますので、一緒に対処法を見ていきましょう。

クリックファネルに設定しているCNAMEが原因

こちらはロリポップのサーバーですが、独自SSLが設定されていないため守られていない独自ドメインがありますという風に出てきてしまいました。

このように一覧を見ていくと、どのドメインがSSLを設定できない状態なのかが分かります。普段クリックファネルで使ってるfunneldesigns.comというドメインも同じです。こちらの対処法を一緒にやっていきましょう。

こちらですが、独自SSLを設定するといつも光ってるボタンが押せない状態になってます。

なぜこんなことが起きるのかと言うと、こちらにCNAMEを設定しているからということになります。CNAMEというのはこのURLが来た時にあっちを参照するという、コードみたいなものを書きました。それを設定しているから押せないということになっています。それでは早速ムームードメインのDNSの方に設定したCNAMEを変えてみたいと思います。

まずこのshimosakaeriko.comを変更して行きます。

こちらのアカウントはいろいろ設定してありますが、wwwを設定したCNAMEに注目してください。そしてtarget.clickfunnel.comと設定してある部分が原因になってます。なのでこれを削除します。

CNAMEはなしでwwwもなしで一回なかったことにします。そしてセットアップ情報を変更します。

これでCNAMEが設定されていないことになりました。それではロリポップに行って確認してみましょう。先ほどのように同じように出ていますが、更新してみますと、shimosakaeriko.comで先程CNAMEを外してあげたことによって、こちらのチェックが押せるようになりました。

押していただくとSSL設定作業中と出ますが、1時間ぐらいすれば作業が完了しましたっていう風に設定が終わると思います。

忘れてはいけないのは、クリックファネルで先ほどのものはまだ使いたいので、SSL設定が完了しましたら忘れずにこのセットアップ情報をまた変更してCNAMEを書き換えるということをやってください。少しこちらが手間ですが、外部サーバーを使っている限り、しょうがない面にはなります。

この2点をやっていただいて、忘れずにまたCNAMEも書くということをやっていただければ、独自ドメインもSSLが守られるということになります。今は設定作業中なので、少し待ちたいと思います。

少し時間が経ってあらためて確認してみると、無事shimosakaeriko.comのwwwの方もSSLの保護が有効になってますのでこれで完了しました。

というわけでこのムームードメインの先ほどクリックファネルの消したCNAMEをもう1回元に戻したいと思います。wwwとCNAME、そしてtarget.clickfunnel.comという最初にあったものをもう一度貼り付けました。

そしてセットアップ情報変更という風にOKを押します。これで正常に終了しましたということなので、これでクリックファネルでも安心してこのドメインを使えるということになります。

以上、サーバー側のSSLの更新に失敗してしまう理由は、クリックファネルに設定しているCNAMEが原因ということがわかりました。是非こちらをしっかりと対応してSSLを守っていってください。

サーバー側のSSLの更新トラブルの対処法まとめ

今回はサーバー側のSSLの更新に失敗する理由について解説してきました。サーバー側のSSL更新に失敗する原因の一つは、クリックファネルに設定されたCNAMEの影響です。正確な設定と手順を踏むことで、問題を解決し、安全にSSLを利用することができます。

しっかりと対応して、ウェブサイトのセキュリティを守りましょう。最後までご覧いただき、ありがとうございました。