4-4 LPのボタンはどのくらいが適切?成約率を高めるポイントを紹介

執筆者 | ランディングページ

LP(ランディングページ)は、ウェブサイト上で最も重要なページの1つです。LPは、訪問者がサイトに到達する最初のページであり、訪問者がそのページで行動を起こすかどうかを決定することができます。したがって、LPはウェブサイトの成功に不可欠な要素であると言えます。製品やサービスを販売する、メールアドレスを収集する、無料のトライアルを提供するなど、様々な目的があります。LPは、訪問者を顧客に変えるために設計されているため、効果的なLPは、コンバージョン率を向上させることができます。

この記事では成約率の低いLPの特徴としまして、ボタンがたくさんあるというところを説明させていただきます。LPが適切でない場合、訪問者はアクションを起こす代わりに、サイトをすぐに離れる可能性が高くなります。ボタンがわかりにくい、情報が不十分、アクションを起こすための明確な指示がないなど、問題がある場合は、訪問者がアクションを起こすことを躊躇する可能性があります。お客様を成約に繋げるLPの最適なボタン設置についてお話ししていますので、ぜひ最後までご覧ください。

成約率を高めるための意識するポイントとは

ボタンを設置するところで意識していただきたいポイントは2つです。

  • 押す場所は明確に
  • 迷うと人は行動できなくなる

押す場所は明確に

それぞれ詳しく説明していきます。まず押す場所を明確にするという点があります。よくありがちな失敗例をお話しします。LPというのはお申し込みページのはずなのに、申し込むためのボタンがたくさんあって、出口もたくさんあるパターンです。具体的にどういうことを指しているのかと言うと、あなたのランディングページ、すなわちお申し込みページでお客様にとってもらいたい行動はただ一つ、お申し込みをして欲しい。ただそれだけのはずです。

あなたのウェブサイトとかFacebookやYouTube、Instagramといった外部のSNSに飛ばすことではありません。もちろんあなたのことをたくさん知っていただきたいということはもちろん理解できますが、そのページの中でお申し込みボタンを押す以外に、例えばあなたのウェブサイトがあるよとか、 Facebookあるよとか、そういったボタンを用意してしまうと、ボタンを押す前にちょっとFacebook見てみようかな、どんな人なのかなとか、興味を持っていただくのはいいことなのですが、立ち寄ってしまってからお申込みページに帰ってこないとか、そのままどこかに行ってしまうということが発生してしまいます。

なので、是非あなたのランディングページの中の押すボタンは明確に指示して、そして出口はひとつだけ、お申し込みだけという風にしていただいた方が、成約率がアップするということになります。逆にボタンがたくさんあると、お客様が迷ってしまったり、考えたりする時間を与えてしまいますので、成約率が低くなるという結果につながってしまいます。

迷うと人は行動できなくなる

そして迷うと人は行動できなくなるということをお話しします。これについては常々私も言っていますが、やはりお客様には明確にこうするんだよという手順のステップを踏んでいただいて、あなたはこのボタンを押すんですっていうところをランディングページで説明する必要があります。そこにあなたのホームページがあるよとか、Instagramあるよとか、他の情報を与えてしまうと、そちらに行ったっきり帰ってこなくなってしまう方が大勢いらっしゃいます。

他のページに行ってしまって違うことを考え始めてしまうと、あなたの商品を買おうとか、ビジネスに取り組もうということよりも、違うことに頭がいってしまいます。迷うと人は行動できなくなるというところは、ランディングページでは是非迷いなくすっきりとこうするんだよ、だからこのボタンを押すんだよという風にわかりやすい手順を作っていただけたらと思います。

ボタンがたくさんになってしまうことのまとめ

以上、ボタンがたくさんあるということが成約率を下げる原因であるお話しをさせていただきました。改めておさらいさせていただくと、ボタンを設置する場合のポイントは、押す場所を明確にすることと、迷わせないことになります。LPの目的はお申し込みを促すことであり、余分なボタンを設置すると迷ってしまい、お申し込み率が低下してしまいます。またランディングページで明確な手順を示すことが必要であり、他のページへ誘導することで迷ってしまい、行動を起こせなくなることがあるので注意が必要です。本当に必要なお申し込みをしていただくボタンだけを設置し、分かりやすいランディングページを作っていただければあなたのビジネスもきっと上手くいくと思います。最後までご覧いただき、ありがとうございました。