今回の記事では、リードマグネットの事例を54選をご紹介するお話しになります。今までの記事では、1つや2つで絞りつつ例でご紹介していましたが、今回の記事では様々なパターン、ジャンルで解説していく形です。リードマグネットには、基本的に6つのパターンになります。その6つのパターンというのは、「Ebook型」「テンプレート型」「事例集型」「チェックリスト型」「レポート型」「参加体験型」です。この記事で学ぶことで、自分にあった型を最適に見つけることもでき、よりリードマグネットを理解できるようになります。
この記事では、パターン別で様々なリードマグネットについてご紹介し、学んでいきます。6つのパターン別で学ぶことで、よりリードマグネットが理解でき、自分に合った最適なパターンで作れるようになります。ご自身に合ったリードマグネットを選択できるように、6つのパターンを今回の記事でお伝えしていきます。
リードマグネット54選
早速リードマグネット54選を見ていきましょう。もちろん54個にとどまらず、リードマグネットのアイデアはさらにあります。まずは思いつく範囲でリストアップをしてみました。
- スクリプト集
- プレゼン資料
- 虎の巻
- 要約版
- マインドマップ
- インフォグラフィック
- テンプレート
- チェックリスト
- Webセミナー
- クイズ
- 診断テスト
- アンケート
- サンプル
- ミニブック
- ホワイトペーパー
- 業界分野別白書
- インタビュー動画
- デモ動画
- ビデオ動画
- オーディオ講座
- オーディオブック
- スプレッドシート
- シュミレーター
- プランナー
- レシピ集
- アイデア集
- 電子書籍
- ガイドブック
- 調査レポート
- ケーススタディ
- 成功事例集
- ギフトカタログ
- チュートリアル
- ワークブック
- ワークシート
- カレンダー
- リソースリスト
- アンケート結果
- ツールキット
- トライアルキット
- トラベルキット
- 壁紙
- アプリ
- メルマガ
- メール講座
- ◯日間チャレンジ
- FBグループ(Facebookグループの参加)
- 会員限定記事
- 有料のメンバーエリア
- 有料会員サイト
- ウェイトリスト
- アドバイス集
- リソースガイド
- 無料体験
- 無料コンサル
- 無料レッスン
- 無料チケット
以上です。ピンときたものがありましたか?なかなかイメージが湧かないものもあったかもしれません。つぎは、これらを6つのパターンに分けて解説していきます。
以上をパターン別に分けますので、軽く見る形でも問題ありません。
リードマグネットの6つのパターンとは?
リードマグネットには6つのパターンがあります。
- パターン#1.Ebook型
- パターン#2.テンプレート型
- パターン#3.事例集型
- パターン#4.チェックリスト型
- パターン#5.レポート型
- パターン#6.参加体験型
この6つのパターンをオススメ順に1つずつ詳しく解説していきます。
①Ebook型
Ebook型というのは、電子上・オンライン上で見ることができるPDFや、本の形になった電子書籍のようなイメージをEbookと言っています。Ebook型には、
- 書籍
- プレゼン
- 資料
- ミニブック
などが当てはまります。これらは全部Ebook型と言えます。Ebook型は、配布するPDFの中にお客様が実際にご自身でクリックして、あなたのURLに飛んだり、他の違うサイトに飛んだりと、そういったリンクなどを挿入できるのがメリットです。さらに、PDFというのは見栄えがいいですね。
Ebook型のデメリットとしては、1枚では済まないというところにあります。最低でも5ページほどないと、見栄えも良くありません。受け取った方が「1枚だけ貰ってもな。」という気持ちになってしまいますので、5ページほど必要になるということです。
では、Ebook型の簡単な手順をご紹介します。「Googleスライド」と検索していただきますと、下記のようなGoogleスライドのホームページに飛ぶことができます。
その後「スライドに移動」し、画面上側にスライド形式のテンプレートがあると思います。様々なテンプレートがありますので、それらを駆使しつつ自分の情報を入力し、情報を書き換えていくことによって、簡単にPDF・Ebookを作ることができるでしょう。必要な情報などを書き換えられたら、不要なページを削除し、必要なページを残すというイメージです。
”左上”にあるファイルからダウンロードをして、PDFドキュメントにしていただければ、PDFで見ることが可能になります。他にURLで発行する方法ものちの記事でご紹介します。このような感じでPDF・Ebookを作ることができますので、簡単で手軽です。初心者でもハードルが低く、立派に見れて作成できる点もEbook型のメリットとも言えます。
②テンプレート型
テンプレートというのは馴染みの深い言葉ではないでしょうか。枠に当てはめ、ご自身にあったものができるというのがテンプレートになります。
上記の画像にある「講座タイトルテンプレート」というのは、簡単に私が作成したものですが、「たった〇〇日でも〇〇な人でも〇〇できちゃう講座」に穴埋め形式で埋めるのです。
- あなたの情報
- あなた自身が持っているビジネスの情報
上記の情報などを先ほどの穴埋めで入れていくと、立派な講座タイトルができます。テンプレート型は簡単で人気ということもあり、お客様自身が実際に受け取って自らそれを使ってみることができるので、お客様に達成感を得ていただけるということもあります。そしてなによりも、お客様が自分の作品を完成できるということもメリットです。
テンプレート型のデメリットとしては、情報が枠組みの中で限られてしまうということです。これは先ほどの「たった〇〇日でも〇〇な人でも〇〇できちゃう講座」に当てはまらない人には、あまり価値のないものになってしまうのが、最大のデメリットと言えます。なので、受け取る方を少し選んでいただかないといけないということになるでしょう。
リードマグネットを配布する時点で、「素敵な講座タイトルができる先生向けのテンプレートです」というように、”先生向け”と謳うことによって、この講座のタイトルを作りたい人だけが受け取ってくれます。
③事例集型
様々な事例を集めた成功事例やモデルケース、ケーススタディなどが、この事例集型に入ります。この事例集型には、
- デモ動画
- スプリクト
- レシピ集
- アイデア集
なども事例集型と言えるのです。この事例集型は、知らなかったことを知れたり、人がやっている成功体験を自分ごとのように読んで「なるほど!」と思っていただけるので、価値が生まれます。
- こういう方法もあるかも
- こういう方法もできるかも
- 自分にもできるかも
お客様が上記のように思っていただける、ひらめきを与えることができるということです。そして、達成の個人差があまりないということもメリットだと思います。前記したテンプレートですと、できなかった場合より達成できなかったというようになってしまいますが、成功事例集でしたら「こういうこともあるんだな」と人のことを知ることなので、達成感の個人差がありません。ただ単に事例集を知れて良かったという気持ちになりますので、そういったメリットがあるのです。
この事例集型のデメリットとしては、情報が多くなりがちということです。事例集にどれだけの事例を入れようかなと迷ってしまう方もいるかもしれませんが、3人なのか24人の事例集なのか、どちらが喜ばれるのかはあなたのリードマグネットを受け取るお客様によります。どのくらいの量がいいのかを判断していただかないといけないのと、事例集を選ぶ時は情報が多くなりがちというのがデメリットです。
④チェックリスト
こちらも馴染み深いと思いますが、その名の通り順番に物事をチェックしつつ進めていく形です。お客様が実際にクイズ形式で参加可能だったり、自分の項目をチェックしたりできるようなのが、チャックリスト型と言います。
このチェックリストのメリットとしては、お客様が自分のことをチェックすることに繋がるので、自分事に捉えてもらえます。そして、なにより簡単です。チェックをすれば良いだけなので、お客様は当てはまるのか当てはまらないのかです。当てはまらない場合であれば、それについてどうしたらいいのかを知ることができれば更によいですね。他には、目的や要点がわかりやすいというのがメリットになります。
デメリットとして、チェックリスト単体ですと、詳しい情報を加えられないということです。10個中の2個しかチェックがつかなった場合に「どうしたらいいのか」となってしまいますよね。その解決策としては、それについての解説書をつけることで、解決できるものではないかと思います。なのでチェックリストで配布するとしたら、チェックだけで済むリードマグネットなら良いのですが、さらに説明が必要ならば解説書を付けましょう。そうすることで、さらに喜ばれるチェックリスト・リードマグネットができるのではないでしょうか。
⑤レポート型
レポートのように実際の結果や考察、調査などをまとめることです。
- 「ここに行ってきました」
- 「アンケートの結果を見せます」
- 「調査レポートはこれです」
上記のような事柄をレポートする形になるので、レポート型と分類しました。このレポート型のメリットとしては、ご自身の人なりや人柄を知ってもらいやすいという点です。レポートというのは、あなたが収集したものなので、
- あなたの趣味
- あなたの関心
- あなたの良かれと思ったもの
を集めてきたものになります。ですので、あなた自身の興味あるものを配布することにより、お客様にも興味を引いてもらいやすいというメリットがあるのです。さらに、好きなスタイルで作成もでき、ブログ記事で配布しても良いし、私のように動画で配布しても良いです。音声や会員サイト、アプリでも良いでしょう。このように自分の好きなスタイルで自由に作れます。
デメリットとしては、まとめる力が必要になってくる点です。いきなり動画を作ろうと思っても、なかなか上手くまとめられずにレポートができなかったということもあったりします。そして、文章を書くにしても、少し散らばってしまうこともあるかもしれません。なので、ここは自分の得意なスタイルでできるとしたら、かなり良いかと思います。
⑥参加体験型
実際に参加し体験してもらい、理解・方法を学んで行っていく形になります。これはお客様に実際にご自身で体験可能な
- Webセミナー
- Facebookグループ
- 会員限定記事
- 無料レッスン
- 無料チケット
- エステや美容室
などの体験できるものを参加体験型と呼びます。これらは自分を知ってもらいやすいというメリットがあります。実際にお客様があなたの商品に参加しに来てくれますので、その時点で直接的に関わることができたり、お客様に体験してもらうことができるので、かなりあなたのことを知ってもらいやすいリードマグネットになるのです。
参加してくれた方が、あなたの商品に来るということは興味があるということですので、興味を引いてもらえやすかったりします。何よりのメリットは、リードマグネットとして文章を作るということではなく、あなたがいつもやっている人的サービスを好きなスタイルで作ることができます。例えばですが、あなたのセッションを無料で30分提供するというのも、参加体験型にできるのです。
参加体験型のデメリットとしては、あなたの提供する時間が必要になるという点です。30分のセッションを無料で配布するとしますと、それがもし100人のお客様が来てしまったらどうでしょうか。あなたの無料で提供する時間が100人分になりますよね。こういう意味で配布する際は、自分自身の提供時間は大丈夫なのかというところをちゃんと意識して、配布するようにした方が良いかと思います。
まとめ
6つのパターンに分けてリードマグネットの内容を詳しく解説しました。あなたが作ってみたいリードマグネットは、
- Ebook型
- テンプレート型
- 事例集型
- チェックリスト型
- レポート型
- 参加体験型
の6つのパターンのうち、どれに当てはまるでしょうか?ご自身のリードマグネットの内容によって変わってくると思いますので、「作りやすそう!」「これならすぐできる!」というものを選んでいただき、自分に合う最適なパターンで作成しましょう。