4-5 ポッドキャストのオススメの配信頻度

執筆者 | ポッドキャスト

多くのポッドキャスト配信者が悩む「配信間隔」の問題。毎日配信すべきなのか、それとも2週間に1回なのか、週1回で十分なのか、1ヶ月に1回なのかって方はあまりいないと思います。実はポッドキャストで安定的な集客を実現するためには、単に”たくさん配信すればいい”というものではなく、リスナーさんとの信頼関係を築ける最適な配信間隔を見つけることが重要です。

配信間隔を間違えると、リスナーさんに忘れられてしまったり、逆に負担に感じられて離れていってしまう可能性があります。一方で適切な配信間隔を設定すれば、リスナーさんの習慣に組み込まれ、安定したファンベースを構築できるでしょう。
この記事では、ポッドキャストを活用してオンラインで集客したい方、効果的な配信戦略を知りたい方に向けて書いています。

オススメのポッドキャストの配信間隔

このレッスンでは「オススメのポッドキャストの配信間隔」という、多くの人が悩むのが「どのくらいの間隔で配信すればいいのか?」という点について詳しくお伝えしていきます。今回は、大きく3つのポイントに分けて解説していきます。

  1. リスナーが継続して聞きやすい配信頻度
  2. 配信間隔とリスナーとの信頼関係の築き方
  3. 配信スケジュールの管理方法と調整の仕方

それでは、次の章から1つずつ詳しく解説していきます。

1.リスナーが継続して聴きやすい配信頻度

まずは「リスナーが継続して聞きやすい配信頻度」についてです。これには、いろんなパターンの配信間隔があるかと思います。今回このポッドキャストの講座を作るにあたって、いろんな方がどのくらいの配信をしているのか、どんな方がどういう配信をしているのかをリサーチをしてきました。配信者にとってもリスナーさんにとっても「聴きやすさ」「続けやすさ」のバランスがとても重要になります。

リサーチの結果、一番お互いがやりやすいのはのは「毎日配信」なのかもしれません。私自身も毎日配信をしていますが、これには大きなメリットがあります。リスナーさんが”習慣づけてくれる”という点です。実際に私のポッドキャストを聴いてくださっている方の中には、「毎朝の車の運転のときに聴いています」とか、「通勤の合間に聴くのが日課になっています」といった嬉しい声をいただいています。これが毎日の習慣になっているわけですね。

一方で、不定期に配信すると「今日は配信されているかな?」とチェックしに来てもなかったり「前に聴いたのと同じだったかな?」「聴いてみたら同じやつだった」と混乱させてしまうことがあります。もちろん同じエピソードを何度も聴くのも良いんですが、多くのリスナーさんはできれば”フレッシュなものを聴きたい”という気持ちが強いので、やはり毎日、配信が届く方が喜ばれやすいのかなと思っております。

次に「1週間に1回の配信」というスタイルもよく見られます。具体的にいうと毎週火曜日に配信というように決めておくと、リスナーさんも「火曜日に聴きに行けばいいんだ」と習慣化できます。ただし、間隔が空いてしまうとデメリットもあります。リスナーさんに忘れられて、そのまま帰ってこない、みたいなこともあるかもしれませんね。なので「1週間に1回の配信」という配信頻度も別に悪くはないんですが、リスナーさん次第というところはあります。特に初心者のうちは”聴かれなくなってしまう”という不安が出てくるかもしれません。

その一方で、週1回配信の中にはとても人気のある番組もあります。そうした番組は、1回あたり30分ほどのボリュームを持たせて「エンタメ性」や「情報量」でしっかり満足させるスタイルをとっていました。つまり、頻度が少ない分、1回の配信でしっかり価値を届けているわけです。

さらに「2日に1回」というスタイルの方もいらっしゃいます。忙しい現代人にとって、2日に1回新しい配信が届くのは程よいペースで毎日聴くラジオのような習慣を持っていただくことができます。安定的で定期的な配信というのは、ポッドキャストにおいて大事なポイントだと思います。

逆に、不定期すぎると「更新されているのかどうかわからない」「気づいたら忘れていた」「飽きてしまった」といったデメリットが起きやすくなります。芸能人や著名人のように強いファンベースがある方なら不定期でも喜ばれるかもしれません。しかし、ここからビジネスを組み立てていこうとか、ゼロから配信をしていこうとか、っていう人とにとっては、そこまでポッドキャストのファンがいなかったりするので、不定期配信だとリスナーさんにも忘れられてしまう可能性もあります。

ただし「毎日配信」の方以外の「1週間に1回配信」「不定期配信」という方は、メルマガのリストとか自分のお客さんがいる場合は話が変わります。SNSやメルマガの方で「ポッドキャストを配信しました」ってアップすることで、そこからまた聴きに来ていただけるということがあります。そういったことをしていただくと、忘れられないのではないかと思っております。

つまり、配信頻度にはいくつかのスタイルがありますが、共通して言えるのは「リスナーさんが習慣化しやすい形」にすること。これがポッドキャストを継続して聴いてもらえるかどうかの大きな分かれ目になると思います。

2.配信間隔とリスナーとの信頼関係の築き方

そして次に「配信間隔とリスナーとの信頼関係の築き方」についてです。配信の間隔というのは、ただ単に「どのくらいのペースで配信するか」という話にとどまりません。実はリスナーさんとの信頼関係を築くうえで、とても重要な意味を持っています。まず大切なのは、リスナーさんに「習慣づけ」をしていただくことで、自分のポッドキャストを毎回聴いてくれるファンを増やすことです。

自分が毎日、あるいは週1回など一定のペースで配信を続けていくと、リスナーさんの生活リズムの中に自然と組み込まれていきます。たとえば「通勤の車の中で聴く」「朝のコーヒータイムに聴く」といった形で、あなたのポッドキャストが日常の一部になっていくと思います。これが積み重なれば、あなたの番組は”聴くのが当たり前”という存在に育っていきます。

前の記事でも紹介した、Spotifyやstand.fmといったプラットフォームには「フォロー機能」があります。リスナーさんにフォローしてもらえれば、新しい配信があるたびに通知が届いたり「この人の番組は毎回聴きたい」と思ってもらえるきっかけになります。つまり、あなたが配信を「習慣づけ」することで、リスナーさんも「習慣づけ」されて聴いてくれるようになり、ファンを増やすことができるということです。毎日聴くっていうのはやっぱり接点が増えていくので、それだけで信頼関係を築きやすくなるんですね。特に自分の情報が相手に伝わったり、人柄が伝わったりすることが、信頼性も築く一番の近道になります。

また、信頼関係という観点で一番大事なことが「約束の日に配信する」ということが、最初のステップになります。たとえば「毎週火曜日に配信します」と宣言しているのに配信がなかったら、リスナーさんはどう思うでしょうか?「約束を破られた」と感じてしまい、信頼が崩れてしまうかもしれませんね。

「毎日配信します!」と宣言しておいて、配信がなかったりしてしまうのも、信頼にちょっとひびが入ってしまうかもしれません。なので、やっぱり残念に思われてしまう行為はしない方がいいかなと思います。逆に「この人は言った通りに毎回配信してくれる」と感じてもらえれば、それが積み重なって安心感や信頼につながります。

そして忘れてはいけないのは、リスナーさんは大切な「時間」を使って聴いてくれているということです。配信することも聴いてもらうことも無料ですが「時間」は誰にとっても貴重なものです。その大事な「時間」をわざわざ自分に割いてくれているという感覚を、大前提に頭に置いておくとせっかく聴いてくれるリスナーさんに価値を届けたいという気持ちも自然と強くなります。この意識こそが、信頼関係をさらに深めていく大切な土台になんじゃないかと考えてます。

つまり、配信の間隔を守ることは、単に「続けやすいから」という理由だけではなく、リスナーさんとの信頼関係を築く上での「約束」でもあります。配信日を守る、習慣的に届ける。この積み重ねが、結果的にあなたの番組を信頼されるポッドキャストへと育ててくれるわけです。

3.配信スケジュールの管理方法と調整の仕方

そして最後は「配信スケジュールの管理方法と調整の仕方」です。配信の間隔を決めても、実際に継続できなければ意味がありません。そのために大切なのが、自分自身に「配信を習慣づけること」です。毎週火曜日に配信すると決めたら、必ず火曜日に配信をする。毎日配信すると決めたなら、欠かさず毎日更新する。このリズムを自分の中で整えることが、配信を長く続ける秘訣です。

ここで役立つのが”予約投稿”という機能です。Spotifyやstand.fmなど多くの配信プラットフォームには、あらかじめ撮り溜めしたエピソードを指定した日に自動で公開できる機能が備わっています。これを上手に使えば、たとえば仕事や家庭の予定で忙しい日があっても、リスナーさんとの約束を守ることができます。配信に穴を空けないことが、信頼を積み重ねる大事なポイントにな流と思います。

そしてここで、私の事例をお話しさせていただきます。実際、私自身も毎日配信をしています。特に「毎月このテーマで配信しよう」と事前に大きなテーマを決めているわけではありません。そのときのプロモーションに合わせた内容を話したり、リスナーさんからの質問に答えたり、自分の専門分野である自動化やオンライン講座について、そういった内容を1話ずつお話ししたりしています。つまり、1ヶ月の最初にテーマを決めるのではなく、そのときに閃いたテーマをすぐ形にして配信しています。

一方で、配信のテーマを1ヶ月単位でまとめて決めて、ポッドキャストの配信するテーマを変えている方もいらっしゃいます。「今月はこのテーマでシリーズをやる」と決めておくことで、準備がしやすく、聞く側にとってもストーリー性が生まれます。どちらのスタイルにもメリットがあるので、自分の性格や仕事の状況に合わせて選んでいただければいいと思います。

なので大事なのは、配信スケジュールを「自分の意思で管理する」という意識です。そういった意識を持っていないと、配信が止まってしまう可能性もあります。最初は配信1回にとても時間がかかるかもしれませんし、軌道に乗るまで大変に感じることもあるのではないかと思います。それでも「毎日配信する」「週1回必ず配信する」といったルールを自分で決め、その約束を守ることを優先して、”まずは始める”ってことをやってください。これを繰り返すことで、自然と配信が習慣になり、止まることなく続けられるようになります。

ポッドキャストを長く続けるためには、工夫をしながらでも「継続する仕組み」を作ることが欠かせません。予約投稿を活用したり、テーマをあらかじめ決めたりしながら、リスナーさんとの信頼を守りつつ、自分自身のペースで無理なく続けられるスタイルを作ってみてください。

まとめ

今回は、オススメのポッドキャストの配信間隔について詳しく解説してきました。毎日配信、週1回配信、2日に1回配信など、さまざまなスタイルがありますが、大切なのは「リスナーさんが習慣づけしやすい形にすること」です。不定期だとどうしても忘れられてしまったり、信頼関係を築きにくくなってしまうので、やはり一定のペースを守ることが成功の鍵になります。

また、配信頻度は単なるスケジュールではなく”リスナーさんとの約束”でもあります。「毎週火曜日に配信します」と言ったら必ず守る。それを繰り返すことで「この人は信頼できる」と感じてもらえます。そして、その信頼があるからこそ、あなたのポッドキャストは聴かれ続け、ファンが増えていきます。

さらに、予約投稿やテーマの事前設定といった工夫を取り入れることで、無理なく継続する仕組みを作ることも可能です。毎回テーマをその場で決めて配信するスタイルでも、1ヶ月ごとにテーマをまとめるスタイルでも構いません。自分のやりやすさとリスナーさんの聴きやすさのバランスを取りながら、続けられる方法を見つけていくことが重要です。

ポッドキャストは、一度ファンがつけば長く愛されるメディアです。だからこそ、最初のうちは試行錯誤しながらでも構いません。まずは自分で「配信のリズム」を決め、その約束を守り続けること。それが信頼を生み、やがてあなたの番組を成長させていく大きな力になるでしょう。

最後にお伝えしたいのは、完璧を目指さなくても大丈夫だということです。最初から毎日配信を続けるのは難しいかもしれませんし、テーマ作りに悩んで手が止まってしまうこともあるでしょう。だけど、大事なのは「一歩を踏み出すこと」「続ける工夫をすること」です。

たとえば、短い時間でもいいので今日から配信を始めてみる。あるいは、週1回でもいいから必ず決めた日に更新する。そうした小さな積み重ねが、確実にリスナーさんとの信頼を育て、あなたの番組を大きく育てていきます。ですから、迷っている方はぜひ「まずはやってみる」ことから始めてみてください。あなたの声を楽しみに待っているリスナーさんは、必ずどこかにいます。勇気を持って配信を続けていけば、必ず応えてくれる人たちが増えていくはずです。