4-3 実例あり!新しいリスナーに響くポッドキャストのイントロ術

執筆者 | ポッドキャスト

「ポッドキャストを始めたけど、新規リスナーさんにどう興味を持ってもらえばいいの?」と、多くのポッドキャスト配信者が抱える悩みです。実は、たった数分のイントロで新規リスナーさんの心を掴み、継続して聴いてもらえるファンに変えることが可能なのです。

このイントロ作りを疎かにすると、せっかく素晴らしいコンテンツを用意しても初回で離脱されてしまい、リスナー数は伸び悩んでしまいます。一方で、魅力的なイントロを作成すれば、初めて聴いた人でも「この番組面白そう!」と感じて継続視聴してくれるようになり、着実にファンを増やしていくことができるでしょう。この記事は、ポッドキャストで集客を成功させたい方、オンラインビジネスでの発信力を高めたい方に向けて書いています。

初めて聴いてくれるご新規さんにテーマを伝えるイントロの作り方

このレッスンでは、初めて聴いてくれるご新規さんに向けた「イントロの作り方」について詳しく解説していきます。イントロには3つの大切なポイントがあります。

  1. リスナーを引き込む魅力的なイントロ構成
  2. 「この番組が何を提供するのか」に一貫性を持たせて伝える
  3. 自分らしさをアピールしてリスナーをファンにするテクニック

次の章から、それぞれ詳しく解説していきますね。

1.リスナーを引き込む魅力的なイントロ構成

まず最初に、リスナーを引き込む魅力的なイントロ構成についてです。実は、私のポッドキャストの構成は大体10分程度にしています。そのうち最初に、まずはこの番組のことをちょっとだけ説明する時間を設けています。これがイントロです。番組の趣旨や自己紹介を簡潔に伝えることで「この放送ではこういうことを話しているんだな」「この人はどんな人なんだろう」ということが新しいリスナーさんにもすぐに伝わります。

イントロを入れない方もいます。リピーターがまた聴いてくれるから不要だと考える人もいるでしょう。ただ、私がいろんな番組を聴いた中では、イントロがある番組の方がぐっと聴きやすく、安心感があると感じました。そこで私は毎回取り入れることにしています。もちろん必須ではありませんが、入れる場合の実例として私の方法を紹介します。

上の文章が、いつも番組の一番最初、冒頭に読んでいるものです。このイントロを詳しく解説をしていきます。まず最初の「一歩先行くマーケティング脳」は、私の番組名になります。この一言でマーケティングが学べる・一歩先の情報に触れられるという意図を伝えています。さらに「この配信では一家の大黒柱の私が、企業やオンラインで稼ぎたいけれど一歩を踏み出せない方に向けて」と続け、対象となるリスナーさんを明確に示しています。対象が分かることでリスナーさんは”自分に向けた番組だ”と感じ、自然と引き込まれていくんですよね。

そして「ちょっとしたマーケティングのコツをつかんで、ビジネスも人生ももっと楽しくなる考え方をシェアしていきます」と伝えています。これを冒頭で言うことで「この番組を聴けばどんな未来が待っているのか」という期待を持ってもらえます。イントロでこの番組の対象になる方と聞くメリットをしっかり提示すること、それが魅力的なイントロの基本構成だと私は考えています。

最後は「こんにちは」から始まって、私の肩書き「ファネルデザイナーの下坂栄里子です」ということをお伝えをしています。これを入れてる理由は、番組の冒頭でいうとスムーズに話ができるからです。なので、勢いをつけるためにこの一文をいつも言うようにしています。 そして、私の番組は夕方5時ぐらいの配信になっているので「今日はいかがお過ごしでしょうか?」と呼びかけています。

そうすることで、リスナーさんも「今日はこんな1日だったな」とか「こういう1日にしたいな」とか、1日の最後にそうやって感じていただけるかなと思ってこの一文を入れております。以上が私のイントロの実例になります。

2.「この番組が何を提供するのか」に一貫性を持たせて伝える

イントロを作る際に大切なのは、毎回テーマをぶらさず「この番組が何を提供するか」に一貫性を持たせて伝えることです。先ほどの構成で番組を作ることで「誰に」「何を」提供しているのかを一貫して話すことができます。なので、リスナーさんは安心して聴けるようになるということです。新しく聴き始めた方にとっては「自分に合う番組かどうか」がすぐに分かりますし、常連の方にとっては「いつもの番組だ」と安心感につながりますし、そんなに長くないイントロなので気になる方は飛ばすので、毎回言ってもいいんじゃないかなというふうに思っております。

私の番組の場合は、大きく区分するとマーケティング分野になるので「マーケティングのちょっとしたコツをシェアする」という軸を毎回冒頭で伝えています。例えば「ちょっとしたマーケティングの考え方を知ることで、ビジネスも人生ももっと楽しくなる」といったフレーズを繰り返し入れるようにしています。これを続けることで、新しいリスナーさんにも「この番組を聴けば役立つ情報が得られるんだ」と分かってもらえますし、自分自身も「こういう人に向かって話しているんだ」と意識が定まります。

一貫性のあるメッセージを繰り返すことは、自分の認識を固めるためにも大きな意味があります。話しているとつい脱線しがちですが、冒頭で軸を確認しておくことで、配信全体の方向性を見失わずに済みます。さらに、何度も同じ言葉を聞くことでリスナーさんの頭の中にも「この番組はマーケティングを教えてくれる番組だ」という印象が強く刻まれていきますので、おすすめです。

こうして「番組が何を提供しているか」を毎回一貫性を持って伝えることは、信頼を積み重ねることでもあります。イントロは短い時間ですが、ここでの言葉が番組全体の基盤を作ると考えて取り入れてみてください。

3.自分らしさをアピールしてリスナーをファンにするテクニック

ここでは、自分らしさをアピールしてリスナーをファンにするテクニックについて詳しく解説します。イントロで忘れてはいけないのが「自分らしさ」を伝えることです。ただし、わざと個性を演出する必要はありません。やっぱり、話し方って「自分らしさ」というものは必ず出てしまうんですよね。なので、無理に”自分らしさを出す”っていうふうに思わなくても大丈夫です。

むしろ、いつもの”自然体”で話すことが一番大切なんじゃないかと思います。それこそが自然体が伝わるし、信頼性につながると私は思うんですよね。たとえ話し方がちょっと不器用そうだとしても、ブログで完璧な文章を書くより、人間性があります。そっちの方が、人として安心感があったり信頼してもらえたりしますので、ポッドキャストを始めていただいたら、必ず自然に「自分らしさ」はでます。なので、必要以上に「自分らしさ」を出さなきゃって思わなくても大丈夫です。

少し噛んでしまったり、緊張して声が震えたりすることもあるんですが、そのままの自分で大丈夫です。そんな時は「なんか今日は噛みやすいですね」とか言ってもいいですね。とにかく画面の向こうに”一人誰かがいる”ということを意識していただいて話していくうちに、だんだん自分らしさも出てきますし、話すのもどんどんスムーズになっていきます。

これは、私が過去に「ライブ配信を教えるプログラム」をやったことがあります。参加者の80〜90%の方は「私は方んとうに1分も喋れません」と言っていた初心者でしたが、21日間継続して発信を続けることで、誰もが”20分以上ペラペラ話せる”ようになっていきました。

なので、まずは喋れなくても何でも”始める”ってことをやってください。私の経験上、毎日めげずに21日間継続して喋り続けるだけで、だんだんスムーズに自分らしく話すことができるようになってきます。続けることで自然に「自分らしさ」がにじみ出てきて、話すことに慣れていきます。本当に嫌だったら消すこともできますので、まずは毎日アップロード配信するということをやってみてください。

また、うまくいかなかったことや失敗談を隠さず話すことも、自分をさらけ出す大事な一歩です。カッコつけずに「今日は調子が悪いですね」とか「噛みやすいです」と言ってしまうだけで、リスナーさんは”自分と同じだ”と心に響き親近感を抱きます。そうした小さなやりとりの積み重ねが、信頼を育てファンにつながっていきます。

まとめ

今回は、初めて聴いてくれるご新規さんにテーマを伝えるイントロの作り方についてお話ししました。イントロには「リスナーを引き込む魅力的なイントロ構成」「”この番組が何を提供するのか”に一貫性を持たせて伝える」「自分らしさをアピールしてリスナーをファンにするテクニック」という3つのポイントがありました。

まず、番組名や対象者、得られるメリットを明確に示すことで、リスナーさんをぐっと引き込みます。次に、毎回同じ軸を繰り返すことで一貫性が生まれ、新規の方にも常連の方にも安心感を与えることができます。そして最後に、自分らしさを包み隠さず”自然体”で話すことで、信頼感が積み重なりファンが増えていきます。

イントロは、ほんの数十秒ですが番組の印象を決めるとても大切な部分です。短くてもいいので、自分の番組が何を届けるのか、どんな思いで話しているのかを一貫して伝えてみてください。それが積み重なって、あなたらしいポッドキャストを形作り、長く愛される番組になっていきます。ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。