1-6 オンライン講座制作の目的の設定~目標とターゲットを明確に~

執筆者 | ScreenFlowでオンライン講座作成

今回はオンライン講座の制作の目的設定です。オンライン講座を制作する上で、「ターゲットにどのような内容をお伝えするか」などといった目的を自分が理解していないと、オンライン講座の制作が進みません。目的設定には、3つのポイントがあります。

オンライン講座の制作の目的設定

1-6目的設定

このレッスンでは、オンライン講座の制作の目的設定を解説していきます。詳しく見ていきましょう。

教育目標の明確化の必要性

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「教育目標の明確化の必要性」についてです。誰にどんな内容を届けるのか明確にすることで、アウトラインの設定なども含め、講座制作が非常にスムーズになります。また、講座提供に必要な知識を自分で確認することができます。教育目標があることによって、学習結果など、受講者がどんなことを得られるかが明確になります。

ターゲットへの価値提供

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「ターゲットへの価値提供」についてです。講座を受講する方は、何かしらの問題を解決したくて受講をしてくださいます。講座がどのような問題を解決するのかを自分自身が認識し、具体的に解説できるように、価値を提供していくかが重要です。

受講者にどのようなニーズがあって、どんな問題を解決したいのか、どのように満たしたらいいのかを洗い出すことによって、提供すべき内容や順番が分かります。それにより、メリットも明確になります。受講する方に何ができるようになるかを伝えられるので、メリットが明確になります。そうすることで講座を手に取りやすくなります。

受講者にスムーズな学習を提供する

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魅力的なオンライン講座を提供するためには、「受講者にスムーズな学習を提供する」という意識をすることがオススメです。受講する環境において、講座を購入してもらっても、スムーズに学習できなくては受講せずに終わってしまう可能性があり、大きな機会損失となります。なので受講しやすい環境を用意することが大切です。

長時間にわたるオンライン講座には、「講座をプラットフォームにしっかりまとめ、受講しやすくする」「明確な学習ガイドとナビゲーションを用意する」これらの準備が必要です。これらが長期間にわたるオンライン講座には特に必要です。

学習する内容や順番を知らせておくことで、「今ここを学んでいるんだな」「全体のここまで学んだんだな」と、受講者が理解し学習しやすくなります。学習に参加しやすくなるコンテンツとして、実践的な内容、クイズやディスカッションを入れることも大切です。

他にも、アクセスしやすい学習素材として、オンライン講座の魅力を更に引き出すポイントとして、プラットフォームを利用することがおすすめです。「Udemy」や「Tcachable」など、オンライン学習をしやすい環境を用意することで、レッスンごとに学べたり、学習状況を受講者自身が把握できる環境作りも非常に重要になります。

まとめ

以上が、オンライン講座制作の目的の設定となります。今回の内容をしっかりしていただくことによって、スムーズなオンライン制作をしていくことができるので、ぜひ頑張ってやってみましょう。