マーケティングの手法として近年動画が注目されています。以前から、動画による広告はテレビCMなどで行われていましたが、膨大な費用が必要だったこともあり、積極的に行える企業は限られていました。しかし誰でも簡単に動画を撮影、投稿できるようになったことで、動画を用いる人が飛躍的に増えました。多くの人が動画を投稿している中で、よく見られる動画をつくるには、そのシナリオが重要になってきます。そこで今回はシナリオの作り方についてご紹介させて頂きたいと思います。
この記事では、シナリオの作り方について紹介します。シナリオの作り方に関しては、本当に多くの方からご質問を頂くテーマでして、皆さん困っているポイントかなと思います。この記事を読んでいただくことで、どうやってシナリオを作っていったら良いか分かると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
一本の動画で話すテーマはひとつだけ
シナリオの作り方についてポイントを3つに分けて紹介します。
- テーマは一つだけ
- 3つに分けて箇条書きをする
- 箇条書きをお奨めする理由
それぞれ詳しく説明します。
シナリオの作り方についてはよく質問がありますが、始めにとても大事なことをお伝えします。それはテーマは一つだけということです。動画を撮ろうとすると、ついあれも話したいこれも話したいとたくさん入れてしまうことが多いですが、そうなると動画が長くなってしまい、伝えたいことが伝わらなくなってしまいます。なので一本の動画でお伝えするのはひとつだけということも覚えておいてください。
情報の詰め込み過ぎは視聴者を混乱させてしまいます。話している内容が次から次へと井戸端会議のようにどんどん変わっていってしまうので、見終わったときに、この動画は何だったんだろうという疑問が浮かんできてしまいます。そうではなく、この動画を見たからこれが分かるようになったという感覚を掴んでいただける動画が良い動画になると思いますので、ぜひテーマは一つだけということを意識してください。
ひとつのテーマを3つに分けることで伝わりやすくなる
3つに分けて箇条書きをするというのは、私のすごくおすすめなポイントです。実はこのコースも3つに分けて箇条書きにしています。話すテーマを一つに決めて、それを3つに分けます。私はさらに3つに分けて説明していますが、大体3という数字で分けると聞く方は非常に分かりやすくなります。話す側のあなたも3つなら分けやすいと思いますが、これは5つでも構いません。ポイントをどんどん開けていくことはプレゼンテーションの技としてよく使われているものなので活用してみてください。
箇条書きにすることで途中で話が逸れなくなる
なぜ箇条書きにすると良いのかですが、箇条書きにすることで道筋が通るので、聞く方も話すあなたも話が横道に逸れていかなくなります。最後に迷子にならない工夫をするということも大切です。このテーマについて話していたのに、話していく中で最終的に違うテーマの話になってしまうことを防ぐ必要があります。そのため、迷子にならない工夫として箇条書きで話しの道筋を作ることは非常に有効なのです。
万が一話しが脱線してしまっても、箇条書きにしていることで次のポイントで本筋に戻ってくることができます。動画では棒読みよりも少し膨らませてあなた自身の言葉で話す方がいいので、少し膨らんだ上でまた戻ってくることが理想的です。戻って来れるということは、テーマに向かって話しを進めやすいということも言えます。そして3つに分けることで、話の内容がシンプルで雑にならないので、聞いている方も忘れずに覚えることができます。
このように箇条書きをおすすめする理由としては次の3つです。
- 話が脱線しない
- 一つの方向に向かって話しやすい
- 内容がシンプルで雑にならない
あなたもこれから動画を作る時に3つにとりあえず分けてみると、非常に話しやすい動画が出来上がりますのでぜひ試してみてください。最後までご覧いただきありがとうございました。