5-3【必見】Zoomで大人数をまとめる方法|休憩やワークの活用法

執筆者 | Zoomでオンラインコミュニケーション

今回は人数が多い時でもまとまる方法についてお話しします。参加者が多いとなかなかうまくまとまらずに話を進められないことがあると思います。この記事を読むと、大人数の参加者でも上手くまとめて進めていく方法が理解できます。

 

この記事では、人数が多い時でも一体感を持ってZoomに取り組んでいくためのポイントを学んでいきます。大人数を束ねていくために必要な要素を具体的に説明していきます。

人数が多い時でもまとまる方法

人数が多い時でもまとまる方法

Zoomにおいて参加者が多いと、なかなかまとまらずうまく進めることができないことも多いと思います。

そこで、人数が多い時でも一体感を持って進めていくための具体的な方法を3つご紹介します。

  1. 【導入トーク】で場を作る
  2. 【休憩】を入れて飽きさせない工夫をする
  3. 【ワーク】を取り入れ参加型にしていく

導入トークで場を作る

導入トークで場を作る

Zoomを開催してすぐに始める導入トークは、このあとのミーティングや講座の成功に欠かせない要素です。

具体的にどういった導入トークが効果的なのか、解説していきます。

アイスブレイク

大人数の場ではさまざまな人がさまざまな状況で参加していますので、開始直後はまとまっていないことが多いです。

ここでは、アイスブレイクといった軽い雑談や他愛もない話を通じて場を温めることが非常に重要です。

まずは主催者であるあなた自身がリーダーシップを発揮し、まずは話題を提供することがポイントです。

導入トークを通じて参加者はあなたの人柄や雰囲気を感じ取ることができるので、安心感や楽しさを与えることであなたと参加者が互いに一体感を感じられます。

その意味でも、最初に参加者の気持ちをほぐすようなアイスブレイクをあなたから提供していくことによって「このイベントは楽しそうだな」「自分も参加してみようかな」と思ってくれるでしょう。

雑談可能な話題

「雑談」といってもどういったことを話題にすればいいのでしょうか?

  • 「昨日こういうのを食べましたよ」
  • 「みんな何食べましたか?ちょっと教えてください」
  • 「今のこの時間はざっくばらんに発言していただけたら嬉しいのでどなたかいらっしゃいませんか」

どのような話題でも基本的にはOKですが、参加者全員が共通しているものがより良いでしょう。

こういった雑談などによって、あなたの人柄などが参加者に伝わります。

「何か楽しそうだな」とか「参加できるんだな」といった開放的な雰囲気を作り出したりすることができれば導入トークは成功したと言えるでしょう。

天気、場所、好きな○○

特に話題にしやすい導入トークの具体例としては、天気や気温の話が一番でしょう。

これは相手にとっても当たり障りがなく、共通の話題として使いやすいからです。

気候の話題は日常的な情報であり、誰もが気にしていることです。

天気が晴れたり曇ったり雨だったりすることは当たり前ですが、話題に困ったときにはぜひ天気の話をしてみてください。

さらに、好きな場所や行きたい旅行先など、少し個人的な話題を盛り込んでみてもいいかもしれません。

たとえば、自分の趣味について「この間こういうことしたんですよ」と話すことで、参加者はあなたの別の側面を知ることができて、親近感を持ってくれることもあります。

主催者であるあなたが導入トークをしっかりおこなうことで、参加者が交流してまとまっていける第一歩を築いていくことができるのです。

休憩を入れて飽きさせない工夫

休憩を入れて飽きさせない工夫

長時間の講座やミーティングで飽きさせずに参加者をリフレッシュさせるための工夫として「休憩」があります。

実は、人の集中力はなんとたったの5分しか持続しないと言われています。

5分という短い時間で集中力が切れてしまうことを考えると、たったの1時間の講座といえども参加者にとっては長く感じられることでしょう。

そこで、休憩を取り入れて飽きさせない工夫をすることが大切になります。

休憩の入れ方

まず、1時間の講座を例に考えてみましょう。

☆最初の10分:アイスブレイクやルールの説明

   ↓講座が20分~30分経過

☆ここで5分程度の休憩!

   ↓更に15分~20分経過

☆Zoom終了!

Zoomがスタートして20分〜30分経過すると、参加者にとって少し退屈に感じたり間延びした感覚になることがあるかもしれません。

こういったタイミングで5分程度も休憩を挟むのが効果的です。

また、2時間以上の長い講座では、当たり前のように休憩を絶対に入れることが重要です。

特に長時間の中で参加者は水を飲みに行ったりトイレに行きたくなったりすることがありますので、しっかりと休憩を設ける必要があります。

休憩を取ることによって、参加者は一度リフレッシュすることができます。

また、メリハリをつけるためにも休憩は非常に効果的です。

休憩時にするアナウンス

では、具体的にどのように休憩を取っていけばいいのでしょうか?

事前にアナウンスする場合としない場合がありますが、講座やミーティングの進行具合によって、「ちょっとここで休憩を入れましょうか」と伝えて、しっかりと休憩時間をしっかり設定してください。

ただし、休憩を取る時に必ず「何時までに帰って来てください」と参加者に伝えることが重要です。

参加者が自分の時間をうまく使うためにも、戻ってくる時間を把握しておく必要があるからです。

 

また、オフラインの場合は休憩時間が15分や20分といった、少し長くなることがあったりするでしょう。

しかし、オンラインの場合は時間がタイトになることが多いと思います。

1時間や2時間といったZoomの場合には、5分や8分、10分以内の短い休憩時間が効果的でしょう。

長すぎる休憩時間だと参加者が他の作業をしてしまったり、気を散らしてしまうことがありますので、注意が必要です。

短い休憩でも、参加者はその時間にお茶を飲んだり、ちょっと休憩したりとリフレッシュすることができます。

参加者にリフレッシュしてもらい、モチベーションやエネルギーを保ちながら次のセッションに集中して取り組んでもらうために、効果的な休憩の取り方を工夫しましょう。

ワークを取り入れ参加型に

ワークを取り入れ参加型に

そしてZoomが大人数の時に非常に有効な手段のひとつが【ワークをいれて参加型にすること】です。

  • 参加者に実際に手を動かしてもらうようなワークを取り入れて参加型にする
  • ブレイクアウトルームを活用する

こういった交流をおこなうことによって、Zoomの時間を有意義なものにして参加者全体がまとまることができます。

ワークの提供方法

まず、大人数の場合に効果的なのが【ワーク】です。

例えば大学の講義のように、Zoomにおいてあなたからの一方的な話をただ聞くだけでは、相手も参加感が薄れてしまいます。

ワークを取り入れることで、参加者が実際に手を動かし自分事として考える時間を提供できます。

ただ聞くだけではなく参加型にすることで、時間の有意義さを実感していただけることでしょう。

ブレイクアウトルームを活用する

次に、Zoomの機能であるブレイクアウトルームの活用です。

ブレイクアウトルームとは、参加者を少人数のグループに分けてコミュニケーションを取るための部屋をZoom内で作ることができる機能です。

例えば参加者が30人いる場合、主催者がブレイクアウトルームの機能を使って10個の部屋を作ることによって、3人ずつのグループを作ることができます。

こうすることで、「3人だったらこのようにコミュニケーションが直に取れるよね」ということができるようになります。

ブレイクアウトルームを使って参加者に「じゃあこのことについてちょっと皆で話し合ってまた戻ってきてくださいね」といったワークを取り入れると、より有意義な時間を過ごすことができます。

参加者は話すことで楽しい気分になったり、さまざまな視点や意見が生まれることになるので、あなたの講座やミーティングの価値もさらに向上します。

交流には価値が生まれる

さらに、ブレイクアウトルームなどでの交流は、参加者同士の横のつながりを生む機会でもあります。

参加者は同じ目的を持ち、同じ内容に興味を持って参加していますが、他の参加者の意見や感想を共有することで、新たな情報や交流の価値が生まれます。

あなたが提供するZoomでの内容、それ以外の付加価値を参加者に提供することができるのです。

人数が多くても、参加者同士が一体となって情報や経験を共有することで、講座やミーティングがまとまり成功させることができます。

 

参加型で有意義な時間を提供するために、ワークとブレイクアウトルームの活用はとても効果的です。

参加者に情報の共有や交流の機会を創出することで、あなたのミーティングや講座の質を向上させることができるのでぜひ実践してみてください。

まとめ

今回は人数が多い時でもまとまる方法として、【導入トーク】【休憩】【ワーク】という3つのポイントでお話させていただきました。Zoom内で大人数の時は気を配ることも多いですが、これらのポイントを有効的に活用してミーティングや講座の質を向上させることができます。参加者に有意義な時間を過ごしてもらうために実践していきましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。