今回はZoomを活用する中で理解できるオンラインコミュニケーションについてお話しします。Zoomを活用していく中で、これまでの直接対面形式のコミュニケーションとは違うことを感じることが多いでしょう。この記事を読むと、リアルの対面コミュニケーションとオンラインコミュニケーションとの違いが理解できます。
この記事では、オンラインコミュニケーションを取り入れるメリットを学んでいきます。オンラインでの具体的なコミュニケーション術や注意点を説明していきます。
今回お届けするノウハウはこちら
今までの常識が通じないZoomならではの方法を知ろう
リアルに対面するオフラインコミュニケーションと、Zoomを介したオンラインコミュニケーションにはどういった違いがあり、どこに気をつけなければならないのでしょうか?
- 相手に対する敬意
- 限られた時間の中での時間配分
- プライベート空間の配慮
上記について1つずつ解説していきます。
相手に対する敬意
あなたは相手とリアルに対面したとき、どういった行動をしますか?
ビジネスの場で打ち合わせや商談など、直接対面した時はまず雑談などからコミュニケーションを取ると思います。
「ネクタイの色味がオシャレですね」「あれ、髪型変えました?」など外見的なことや、「今日は暑いですね」「ここは駅から結構ちかいですよね」など直前にあった出来事などの他愛もない雑談を相手に投げかけるところから、コミュニケーションのキャッチボールが生まれます。
こういった【相手に対する敬意】から言葉として出てくるものが、オンラインの場合は出てこなくなり経緯が薄れがちになります。
☆敬意がない結果、希薄になる
↓…ではなく
☆希薄な対応の結果、敬意がないように見られてしまう
こういったことはZoomに限らず、オンラインコミュニケーションにおいては相手からの視覚的情報が、オフラインコミュニケーションに比べると少ないために起こります。
オンラインでつながった瞬間から、意識的に相手への敬意を忘れずにコミュニケーションを取っていくことが大切です。
限られた時間の中での時間配分
Zoomなどのオンラインコミュニケーションの場合、時間に制限を設定されやすいため、時間配分に気を付ける必要があります。
通常オフラインの場合だと下記のような理由から、時間に対して割と余裕をもってセッティングされることが多いです。
- 移動の電車の時間を考慮
- 予定時間の延長を想定
- 「時間」より「中身」を重視
それに対してオンラインコミュニケーションの場合は、時間をシビアにとらえる傾向があります。
- Zoomは「~時から~時までの~時間」といった設定
- オンラインだとカウントアップでの時間計測が可視化されるので開催時間を制限しがち
- 移動等の時間がない分、隙間時間でも開催可能
オンラインコミュニケーションでは、接続時間や通信環境の面からも時間配分には気を配る必要があります。
プライベート空間への配慮
コロナ禍の中でZoomをはじめとしたオンラインコミュニケーションの環境は社内のみならず、自宅やカフェ、ワーキングスペースなどのプライベート空間になる場面も多いでしょう。
そのため、例えば家族が映ったり自身の部屋の内部が丸見えになったりということもあり得ます。
また、特に自宅だと服装もオフラインコミュニケーションの場面に比べるとラフになりがちです。
このように、相手側のいる場所によって「リアルな対面での印象と異なる」ということをオンラインコミュニケーションでは意識しておくことも大事になります。
オフラインで私たちがあたりまえにできていたこと
ここまで見てきたことは、オフラインで私たちがあたりまえにできていたこと。
リアルの場で自然にしてきたコミュニケーションを、オンラインの場面ではどのように注意しておこなっていけばいいのでしょうか?
相手への気配り
オフラインで対面すると、同じ空気間で目と目を見て話したり…といったことはごく普通のことでした。
そういった場の空気を読み取ってコミュニケーションをおこなうことを自然にしていたと思います。
しかし、オンラインになるとそうもいきません。
- 「服装褒めたいけど、胸から上しか見えてないから難しいな」
- 「良い生地のシャツ…のように見えるけどどうかな」
オンラインになると画面越しからの情報だけで判断しなければいけなくなるので、こういった気配りが難しくなります。
つまり、相手に当たり前のようにしてきた気配りの材料が見つけにくいのです。
眼で見る情報以外にも、Zoomの開催時間や家なのか外出先なのかといった開催場所などを含めて相手への気配りを忘れないようにしましょう。
相手の目を見て話す
リアルの場では相手の目を見て話すことは普通のことですが、オンラインになると実はとても難しいものです。
- 画面に映る相手の目を見る→画面に映しだされる自分は視線がそれているように見えてしまう
- カメラを見ると相手からは目線が合っているように見える→こちらは実際には相手を直接は見ていない
オンラインではその性質上、相手の目を直接見ることは難しい、と認識してください。
それを理解したうえで、カメラを見て話しすることを意識するようにしましょう。
そうすることで、相手から見れば目を合わせているように見えているからです。
『目は口ほどに物を言う』、オンラインコミュニケーションでは特に気を付けてみてください。
オンラインコミュニケーション術は応用できる
ここまでご紹介したオンラインコミュニケーションは応用が効きます。
- マンツーマンでの打ち合わせ
- 少人数での会議
- 大人数のセミナーやオンラインサロン
オンラインでのいろんな場面で、オフラインコミュニケーションでは当たり前だったことができないことを理解して臨むようにしましょう。
まとめ
今回は〜Zoomを通じて理解する、オンラインコミュニケーションというテーマでお話させていただきました。リアルの場では当然と思っていることがオンラインでは難しいということを理解した上で、オンラインならではの相手への気配りを忘れないようにしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。