5-4 Zoomで大人数の時の流れを整える方法 | ストレスなく円滑な進行を実現するコツ

執筆者 | Zoomでオンラインコミュニケーション

今回はZoomにおいて、大人数の時に全体の流れを整える方法についてお話しします。参加者が多いといろんなことに対して時間がかかってしまい、円滑に進められないことが多いです。この記事を読むと大人数の時こそ全体の流れを整えて進めていくことの重要性が理解できます。

 

この記事では、参加者が多い場面における流れの捉え方を学んでいきます。休憩時や質疑応答で流れを整える具体的方法を説明していきます。

大人数の時に全体の流れを整える方法

大人数の時に全体の流れを整える方法

Zoomへの参加者が大人数になると進み具合が円滑にいかない、など開催時間全体の流れが乱れがちです。

そういった時に全体の流れを整える効果的な方法を3つご紹介します。

  1. 事前に【流れを説明】する
  2. 【休憩時間】で調整する
  3. 【質疑応答】で調整する

事前に流れを説明する

事前に流れを説明する

大人数のミーティングや講座では、参加者が多いと円滑な進行を実現することが難しいことがあります。

しかし、その問題を解決するためには、事前に流れを説明することが非常に重要です。

主催者であるあなたも参加者、双方にとって安心なタイムスケジュール

参加者に対して、どのような流れでミーティングや講座が進行していくのかをスタートから終わりまでの「全体のタイムスケジュール」を大まかに説明しておくことで、参加者の不安や疑問を解消して安心感を与えることができます。

具体的には、「この講座は最初にこのようになって、途中でこうなって、ちょっと休憩を挟んで最後このようにして、そして終了します」といった形で全体の流れを説明していきます。

  • 「この先どうなるんだろう」
  • 「途中で休憩あるのかな?」
  • 「どんな感じで進めていくんだろう」

上記のような開催前の参加者のさまざまな不安は事前の説明によって解消できて、より集中力を高めることができるでしょう。

事前の説明を忘れずにおこなうことによって、参加者がZoom全体の流れを理解してもらうこともできて安心感を持って臨んでもらえます。

また、主催者であるあなたにとっても参加者が安心してZoomに参加してもらえるため、円滑な進行を実現することができます。

あなた自身も参加者との円滑なコミュニケーションを図ることができるため、ミーティングや講座の満足度を向上させることができるでしょう。

休憩時間で調整する

休憩時間で調整する

大人数のミーティングや講座をおこなう際、時間管理はとても重要な要素です。

Zoom全体の流れの中で大切なポイントの1つである「休憩時間で調整する」という方法を活用することで、流れを整えて予定通りに進めていくことができます。

休憩時間の目安

  • 「時間が延びてしまわないかな」
  • 「短くなってしまわないのかな」

イベントが始まる前やミーティングが始まる前には、参加者が上記のような不安を抱くことがあります。

そこで、休憩時間を利用して全体の流れを調整することで、予定通りの時間でスムーズに進行することができます。

参加者にとっても主催者であるあなたにとっても予想された時間で終了することは、安心感を与えることに繋がります。

事前に時間は告知しない

実は、休憩時間の目安を事前に告知しないというポイントが重要です。

なぜなら、休憩時間の目安を事前に設定してしまうと、その後に修正することが難しくなってしまうから。

私の場合は通常、休憩を取ることは伝えますがどれくらいの時間取るかは事前に明示せず、ミーティングや講座の流れを見ながら適切なタイミングで休憩を挟むことだけを伝えます。

具体的な休憩時間の長さは、その場の状況や進行状況に応じて決定する方が後々の調整がしやすくなります。

この方法によって、参加者もあなたも予定通りの時間で進めることができるでしょう。

また、休憩時間で調整することによって柔軟な対応ができるので、予期せぬ状況にもスムーズに対応することができます。

 

休憩時間を効果的に活用することで、Zoom全体の進行を円滑にするだけでなく、参加者の満足度も向上させられます。

予定通りの時間でイベントを終了させることは、参加者に対して時間を尊重する姿勢を示すことでもあります。

効果的な時間調整をおこないたい時は、休憩時間をうまく活用して柔軟に対応することを心掛けましょう。

質疑応答で調整する

質疑応答で調整する

質疑応答の時間を充実させることは、相手とのコミュニケーションを深める上で非常に重要です。

なぜなら、ミーティングや講座の内容以外に参加者からのフィードバックや質問に応えることによって、信頼関係を築くことができるからです。

また、参加者の質問からは自身の講座の理解度や説明の改善点を知ることができます。

残り時間をチェックして質問を受け付ける

質問の数や内容は、当然のことながら事前に予測することができません。

そのため、質疑応答の時間を設けながら、残り時間をチェックすることが重要です。

このときに使えるちょっとした裏技をご紹介しましょう。

その裏技とは、「最初の質問は事前にいただいた質問に対してお答えします」という姿勢を示すこと。

参加者はなかなか最初に質問することに躊躇する場合がありますので、先に提示してあげることによって参加者にとっても質問しやすい環境を作ることができます。

受け付けられなかった質問への対処法

逆に、多くの質問が寄せられる場合も考慮しておく必要があります。

質問に対応しきれない場合には、「受け付けられなかった質問は後でメールに送っていただけたら全体に向けて公開します」と事前に準備しておくことが重要です。

これにより、参加者に対して質問が受け付けられなかった場合でも後日対応する姿勢を伝えることができます。

 

質疑応答の時間は、参加者とのコミュニケーションを深める非常に貴重で重要な機会です。

相手のフィードバックや質問に真摯に向き合い、信頼関係を築くことが大切です。

また、質問の数や時間の調整にも注意を払いながら、参加者の意見や疑問に対応する姿勢を示すことがZoomにおけるミーティングや講座の成功への道です。

まとめ

今回はZoomで大人数の時の流れを整える方法として、ストレスなく円滑な進行を実現するコツというテーマでお話させていただきました。【流れを説明】【休憩時間】【質疑応答】の3つのポイントを効果的に組み合わせて、Zoom内の進行を調整することが大切です。

最後までご覧いただきありがとうございました。