今回は参加者にやり方を説明することについてお話しします。オンラインで参加者にやり方を説明する時はいくつかのコツがあります。この記事を読むと、が理解できます。
この記事では、Zoom中の様々なやり方をどう伝えると良いかを学んでいきます。うまく伝えるコツを具体的に説明していきます。
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参加者にやり方を説明するときの3つのポイント
Zoomの参加者にやり方を説明するには、リアルの場で説明するときに比べて少し工夫が必要です。
人に何かを説明するときに大切なことは。基本的にはZoomで対面しているときでも同じように大切になるでしょう。
しかしオンラインだからこそ、気をつけなければならないこともあります。
ここではZoomの参加者にやり方を説明する上で、押さえておくべき3つのポイントを解説していきます。
わかりやすく丁寧に説明する
Zoomにおいて参加者にやり方を説明するときの1つ目のポイントは、【わかりやすく丁寧に説明する】です。
「わかりやすく丁寧に」というのはどんな場面でも大切ではありますが、Zoomというオンラインツールを使用するという意味でも重要です。
自分本位で説明しない
人に説明をする時、「自分がわかっていることは相手も当然理解しているだろう」という姿勢でしてしまうことがあります。
Zoomで言えば、参加者は「どこのボタンを押せばどうなるのかな?」「どうやったらコンタクトとれるんだろう?」と言ったように、使用方法もよくわかっていないかもしれません。
まずは自分本位にならず、「相手は何も知らない真っ新な状態である」という認識で説明していくようにしましょう。
時間をとってゆっくり説明する
そして、説明するときは時間を取ってゆっくりと相手のペースに合わせてあげることが大事になります。
参加者は、次々説明されると途中でつまづいたり取り残された気持ちになり、集中してもらえなくなります。
そのため、説明をするときは時間に余裕をもってゆっくりわかりやすくしてあげるようにしましょう。
相手の様子もチェックしよう
やり方を説明したら、相手の様子や反応をチェックすることも大切です。
こちらから一方的に説明しているだけだと、参加者は理解できたのかわからないと思います。
- 「できましたか?」
- 「わかりましたか?」
- 「できないときは手を上げて教えてください」
上記のような簡単な声掛けでかまわないので参加者に聞いてみるだけで、安心感を与えられます。
一緒に操作をしてみたり実際にやってみてもらう
Zoomにおいて参加者にやり方を説明するときの次のポイントは、【一緒に操作してみたり実際にやってみてもらう】です。
「やり方を説明する」わけなので、説明したことを実際に操作してもらうことは相手の理解度が増すのでぜひ取り入れてください。
相手の反応を見る
一緒に操作することや実際にやってもらうことで、相手の反応が即座に分かります。
説明するだけだと、参加者は「わからないけど次でいいや」となりがちです。
しかし説明の後で実際にやってもらうことによって、ちゃんとできているかどうかがすぐわかります。
あなたが説明したことを参加者ができるまで誠実に対応することで、参加者から信頼関係も生まれるので実行してみましょう。
一緒にやっていくことで参加型にしていく準備になる
そして参加者と一緒にやっていくことは、実はあなたのプロジェクトに参加しているという状況になるのです。
参加者は説明されるだけの「受け身」の状況だと、孤独感を感じてしまうことが多いです。
しかし実際にやってもらうことで、「このプロジェクトに参加している」という実感が湧きます。
このことはやり方を説明することの大きなメリットになり、参加者にとって退屈な時間を減らし有意義なものになるのでぜひ取り入れてみてください。
理解できたか確認するためのコミュニケーション
Zoomにおいて参加者にやり方を説明するときの最後のポイントは、【理解できたか確認するためのコミュニケーション】です。
こちらの説明を参加者がちゃんと理解できたのかを確認するためのコミュニケーションも大切になってきます。
一方的はNG
コミュニケーションは、「会話のキャッチボール」です。
キャッチボールはあなたが一方的に投げるだけでは成立しません。
最初は連絡事項やルール・日常会話でもかまわないので、相手に発信することで反応があるはずです。
あなたが一方的に発信ばかりして、相手の反応に気が付かないのでは信頼関係は築けないので注意が必要です。
この時点で時間はスタートしている
Zoomに限らずですが、人はファーストインプレッションでその後の態度や反応が決まってきます。
そしてZoomの場合は、あなたと参加者が画面に映った時から時間はスタートしています。
この時に参加者があなたをどう思うか、どう印象付けているかでその後が決まります。
ファーストインプレッションで参加者と会話のキャッチボールができると、参加者の満足度は上がり、あなたの好感度も高まります。
反応しない相手にできること
参加者の中には、顔も声も出さずに聞き流しにする参加者もいるでしょう。
これを許すかやめてもらうか、それはあなた次第です。
どちらにしても、あなたの意図や想い、そしてあなたが望む環境(顔出しやミュートOKなど)をしっかり参加者に伝えておかなければなりません。
あなたの想いに賛同してくれた人が参加者となり、あなたと向き合ってコミュニケーションを取ることになります。
まとめ
今回は「参加者にやり方を説明する」というテーマで、具体的な3つのポイントをお話させていただきました。最も大切なことは【会話のキャッチボール】です。参加者にやり方を説明するというのは、まさに会話のキャッチボールです。参加者に満足してもらい有意義な時間にしてもらうために、参加者ともコミュニケーションを欠かさない努力をしていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。