今回はZoomでよくあるトラブルのひとつである「時間の管理ができず本来の予定時間との差が生じてしまう」ことについてお話しします。Zoomでセミナーや講座を開催していると、毎回決まった時間で終われないことがよくあると思います。この記事を読むと、時間管理の重要性と調整方法が理解できます。
この記事では、Zoomにおける時間のズレを防ぐためのコツを学んでいきます。特に初心者にありがちな開催時間が大幅に伸びてしまったときの対処法を具体的に説明していきます。
今回お届けするノウハウはこちら
時間管理の重要性:効果的な時間管理のコツ
あるZoomセミナーや講座を、あなたが主催したとします。
いざ始めてみるとなかなか終われず大幅に伸びてしまったり、逆にすごく早く終わってしまったりすることは結構よくあることだと思います。
こうした「本来の予定時間との差が生じてしまった」場合、どう対処するのがいいのでしょうか?
「早く終わりそう」「なかなか終わらない」の2つのシチュエーションで考えてみましょう。
セミナーや講座が早く終わってしまう場合の対処法
「予定終了時刻よりも早く終わってしまいそう…」
こういった場合の対処法は、実はとても簡単です。
- 質問コーナー
- 雑談
- 意見交換会
上記のように、参加者とコミュニケーションを取る絶好の機会となります。
余った時間を利用して主催者であるあなたが、参加者に対してコミュニケーションを取って対応することによって、更なる満足感を与えることができます。
その結果、主催したセミナーや講座の評価をあげることにつながります。
「思ってたより早く終わりそう…」と思った時は、落ち着いて上記のような対応をとって次につなげていきましょう。
セミナーや講座がなかなか終わらない場合の対処法
特に問題になるのは、なかなか終われないときです。
☆終了時間が来た
↓ズルズル時間が伸びてしまうと…
☆参加者「あれ、この講座もう終わるはずなのにもう30分も伸びてるよ」
→講座の低評価につながりかねない!
こういう状況に陥った時は、「ちょっと今回講座が盛り上がってしまってあと30分ぐらいかかりそうですが、参加できそうな方いますか」と参加者にお伺いを立ててみることをオススメします。
- 「なるほどあと30分ぐらいあるのか、だったら時間を調整して参加しようかな」
- 「今ちょっと出ないといけないので録画を下さいとか」
こういった、参加者からの反応によってどうしていくのかを決めていくと良いでしょう。
録画機能を活用する
参加者の多くは終了時間を見越して計画を立てているため、終了予定時間を過ぎてしまうことを想定していない人もいるでしょう。
そのため、終了時間が伸びてしまうと退席してしまう参加者もいると思います。
そういった人向けに、Zoomの録画機能でレコーディングしておいて後日、データとして配布する方法もあります。
Zoomの録画機能には、「ローカルレコーディング」と「クラウドレコーディング」の2種類があります。
- ローカルレコーディング
- デバイスにデータ保存される
- データ容量に注意!
- 録画環境によっては時間がかかることも
- 無料プランでも利用可
- スマートデバイス(スマホ・タブレットなど)では利用できない
- デバイスにデータ保存される
- クラウドレコーディング
- クラウド領域にデータ保存される
- デバイス側のデータ容量を気にしなくていい
- 有料プランのみ利用可
- スマートデバイスでも利用できる
- 共有するときはデータのURLでおこない、パスワードや保存期間の設定が可
- セキュリティ対策になる
- クラウド領域にデータ保存される
Zoomの録画機能には、それぞれ上記のような特徴があります。
講座やセミナーを録画をしておくことによって、時間が伸びたときの対策になるだけでなく、自身の振り返りとして見直してみたり、データを配布することによる新しいビジネス展開も考えられます。
こういった対策はなによりも、主催者であるあなた自身の心の安定につながりますのでぜひ活用しましょう。
適切なコミュニケーションで対応することが大切
ここまで時間管理における具体的な対処法を見てきました。
- 相手に時間の調整を伝える
- 異なる日程での開催を検討する
- 参加者への説明と対応方法の準備
- 録画機能の活用
ここで大切なのは、【参加者と適切なコミュニケーションで対応すること】。
そして、参加者に誠心誠意対応していくことを心掛けると、あなたの講座やセミナーの評判や価値を高めることができます。
事前にいろんなシミュレーションをしておいて、参加者1人ひとりに落ち着いて対応していくことによって、こういったトラブルを回避できます。
まとめ
今回はZoomでよくあるトラブルのひとつとして、「時間の管理ができず本来の予定時間との差が生じてしまう」というテーマでお話させていただきました。Zoom内の時間管理をしっかりおこなうことに加えて、時間がずれたときに適切なコミュニケーションやするべき対処法を理解して、落ち着いて対応していきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。