5-2 参加者が多いZoomでの注意点と効果的な振る舞い方

執筆者 | Zoomでオンラインコミュニケーション

今回は人数が多い時に心がけることについてお話しします。参加者が多いとどうしても1人ひとり細かく目を配りづらいです。こういった時に気を付けなければならないポイントがあります。この記事を読むと、大人数だからこそ気を付けるべきポイントが理解できます。

 

この記事では、大人数の時の心がけと振る舞い方を学んでいきます。参加者が多い時、実際どうすればいいのかを具体的に説明していきます。

人数が多い時に心がけること

人数が多い時に心がけること

あなたが開催したZoomの参加者が大人数になった時、困ったことや大変だったことありませんか?

  • 参加者全員の進捗管理がうまくできない
  • 全体を見切れなくて、ポツンと1人状態の参加者を見逃しがち
  • 人見知りなのか、うまく輪に入れない人をサポートできていない

こういった時にどうするのがいいのか、参加者が多い時の心がけを3つのポイントで解説していきます。

  1. ルールを再確認する
  2. 孤独を感じる人がいないか配慮する
  3. 輪に入れない人をサポートする

ルールの再確認をする

大人数でのZoomコミュニケーションは、少人数の時と少し異なる課題を抱えます。

参加者の多様性や理解度の差などが目に見えてわかるので、円滑な進行が難しくなることもあります。

そこで以下の3つのポイントに注意することで、人数が多い状況でもスムーズに進めることができます。

1:冒頭でルールの再確認をする

まずはZoomを開催した時の冒頭で、ルールの再確認を行いましょう。

大人数の場合、ミーティングや講座の途中で参加する人もいるかもしれません。

そのため、進行上のルールを明確にし、いつでも確認できるようにどこかに明記していつでも確認できるようにしておくことが重要です。

例えば、「このZoomミーティング、講座のルールはこうですよ」というように、ルールをしっかり作っておくことが大事になります。

2:途中で適切な指示を挟む

さらに、途中から参加する人や理解度の異なる参加者に配慮するためにも、途中途中に適切な指示を挟むことが効果的です。

  • 「最初にルールを説明しましたが、途中でも質問がある場合は遠慮なくチャットに書いてくださいね」
  • 「発言する際は手を上げていただけたら当てますので、そのあと発言してくださいね」

上記のように具体的な指示を出すことで、参加者全員がスムーズにZoomに参加できるようになります。

3:確認や指示によって他の参加者も理解してくれる

このような確認は、他の参加者が見て学ぶ機会にもなります。

途中から参加したり、いまいちルールを理解していなかったりする人も、他の参加者の行動や発言などを見て学ぶことによって状況を把握しやすくなるのです。

 

人数が多い状況では、円滑なコミュニケーションの確保が重要です。

ルールの再確認や適切な指示の挟み方によって参加者全員が理解しやすく、円滑な進行ができます。

孤独を感じる人がいないか配慮する

人数が多い場で、孤独を感じる人がいないように配慮することはとても重要です。

少人数の場合は、相手との対話を通じて相手の状況を理解しやすいですが、人数が多い場合は個々の状況を把握することが難しくなります。

しかし、あなた自身が「このようにするとこの講座にちゃんと参加できますよ」という流れを作ることで、孤独を感じる人をできるだけ減らすことができます。

具体的なルールや手順を明確にし、参加者がどのように行動すれば良いかをわかりやすい形にして伝えましょう。

また、参加者の理解度や進行状況を確認する手段も重要です。

1人ひとりに個別に話しかけたり、理解しているかを確認したりするのは難しいですが、グループチャットや手を上げるなどの方法を活用することで、参加者全員の状況を把握しやすくなります。

参加者全員が安心して参加できるように、具体的な指示や確認手段を提供していくことはとても重要です。

孤独を感じない環境を作ることで、参加者同士の連携も促進され、より充実した経験が得られることでしょう。

輪に入れない人をサポートする

Zoomに限ったことではないですが、人数が多い場では輪に入れない人が出てくることはよくあります。

オフラインの場合、あなたが実際に相手を見て輪に入れずに孤立している状況を理解できたら、その人に直接声をかけて輪に入れることができます。

しかし、Zoomなどのオンライン環境では場所の概念がないため、「ここに入ってください」といった指示をすることが難しいのです。

あなたが声掛けや指示で誘導しても、輪に入りづらいと感じる人もいるかもしれません。

そこで、輪に入れない人に対してどのように対応するかを考える必要があります。

参加者に逃げ道や入り方を教えたり配慮することで、人数が多くても孤独感や時間の無駄を感じる人を減らすことができます。

  • オンラインツールの利用方法や機能の説明を事前に行う
  • チャット機能を活用して個別にメッセージを送る
  • グループの参加方法やルールを明示する

オンライン環境では声をかけることが難しいかもしれませんが、上記のような方法で輪に入りづらい人にも参加しやすい環境を提供することができます。

逃げ道や入り方を教えること、そしてチャット機能や説明の提供など、主催者であるあなたには様々な配慮が求められます。

参加者が多いZoomにおいても全員が有意義な時間と高い満足度を得られるように、輪に入れない人に対する配慮を心がけてみてください。

まとめ

今回は人数が多い時に心がけることとして、ルールの再確認や孤独を感じさせない配慮というテーマでお話させていただきました。参加者が多い場合は、少人数の時以上に気を配ることや注意することがたくさんありますが、解説したポイントを理解して心がけてZoomに臨むことによって、参加者にも満足していただけるとともにあなたへの信頼も勝ち取ることができますのでぜひ実践してみましょう!。

最後までご覧いただきありがとうございました。