ビジネスにおいて最も難しい点は集客することであるといわれています。もちろん多くのお金をかけることで人を連れてくることはできますが、その方々が必ずしも自分の商品を買ってくれるとは限りません。そこで近年注目を集めているのが、ブックローンチであり、今回はその実例をご紹介します。
この記事ではブックローンチを活用した事例についてお話ししていきます。実際にブックローンチがビジネスでどのように使われているか見ることで、自分も取り入れる際にとてもイメージしやすくなると思います。また他の方がやってうまくいっているところを真似するのは非常に有効なので、ぜひ最後までご覧ください。
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ブックローンチはこうして使われている!実例を見てみよう
今回は3つの事例をご紹介します。
- ダイレクト出版の事例
- 海外の事例
- 日本での成功事例
ぞれぞれのブックローンチモデルケースについてお話しします。
ダイレクト出版の事例
まず最初にダイレクト出版さんの事例について解説をしていきます。ダイレクト出版について知ってらっしゃる方は少々マーケティングについて詳しかったりするかもしれません。初めて聞いた方も大丈夫です。今から説明していきます。
海外で3000円ほどで販売されている本を100円で
ダイレクト出版さんという出版会社さんがあります。この会社さんは主に、海外のマーケティングを取り入れていらっしゃいます。この企業がやっていらっしゃる手法としては、DotCom Secretsという本があります。この書籍はRussell Brunsonというクリックファネルを作った方のものになるのですが、この本自体、海外では3000円程で販売されています。
それをダイレクト出版が翻訳して日本で販売をしているんですが、その本をなんと100円で販売するよっていう風な広告が出てきます。私も登録したことがあるんですが、100円だったら買おうっていう気になりませんか?3000円の本だとちょっとどうしようかなというように悩んでしまうと思いますが、今なら100円という風に出てると、まあ100円ぐらいだったらお財布から出せるし、ということで買ってしまうんです。
買っていただくとこの本が実際に自宅に届きます。すごいですよね?本来は3000円の方が自宅に届くわけですから、しかも送料も込みでした。すごいですよね。
購入とともにサブスクに一か月無料登録
本の購入とともに実はサブスクと言って、月額課金をされるオンラインで見れる視聴コンテンツをダイレクト出版さんが持っていまして、それに一ヶ月無料登録を自動的にしてあるよという仕組みになっています。
そうしますと、100円で本を買った人はまず一か月間は無料でそのコンテンツも見ることができます。これもまたお得です。しかしその一か月後からはこのサブスクの4000、5000円、そのくらいのコンテンツの視聴料がかかってきます。これを長く購入いただくと、ダイレクト出版も利益が出るということになります。さらにこれだけではないんです。
メールリストに登録
このサブスクによる利益をとるだけでなく、メールリストも登録されています。この本を100円で入手した人というのは、メールリストにも登録されてますので、メールリストの方でまた教育を行うことができます。
メールリストからバックエンド販売
どんどん海外の最新のマーケティング手法とか、色々な事例があるよとか、そういった有益なメルマガを発行することによって商品の販売が促されます。それによってまたバックエンドの商品を買ってしまうっていう風な仕組みになります。これがダイレクト出版さんの本を使った事例になります。
海外の事例
次に海外の事例を見てみましょう。
100ページの電子書籍を$5で販売
これはCorinaさんの事例ということになりますが、実はこの方はお母さんなんです。お母さんが100ページの電子書籍をまずは5ドルで販売するわけです。100ページぐらいなので、比較的すごいボリュームがあるわけではなく、簡単に作れるレベルの電子書籍です。5ドルなのでだいたい500円ぐらいという風に考えていただいて、手が出しやすい値段で100ページの本をまず出します。
ファッションガイドを$39.99で販売
電子書籍を購入した方には、その次のページでファッションガイドを39.99ドルで販売しています。こちらはおよそ4000円ぐらいと考えていただければと思います。まず最初に本を500円で買った方には、次のページでファッションガイドもあるんだよっていう風に見ていただくことによって、ちょっと買っておこうかなっていう気分にさせています。
スタイル・色についてのガイドを$79で販売
ファッションガイドを買った方には、さらにその次のページで、スタイルとか色についてのより詳しいガイドブックもあるよっていうことで、79ドルで販売されています。
こんな感じで、そんなに高くない商品をとんとんとんという様に売ることによって、これだけでも79ドルと39ドルと5ドルの収益があるので、合計100ドル以上にはなっています。一番手前の商品は500円なのに、最終手金には購入してくれる価格はトータルで100ドルに跳ね上がる可能性があるわけなので、これをたくさんの方に売ることができれば、とても大きな収益になります。
実際に彼女は全部で79ドル以下の商品を3つ用意したことによって、月1万ドル以上の収益を得ているということです。実際に彼女のページをせっかくなので一緒に見ていきたいと思います。これが彼女のページで、そのことについて書かれているページなので、実際の販売ページではないんですが、ここに書かれているのは新しいブログから収益が生み出された方法っていうことで、書かれています。
こんな感じの綺麗なお母さん向けのページになっているので、音声コンテンツも配信していたりとか、彼女はファッションについて非常に詳しい感じなので、そういったファッションに関するコンテンツも出しています。こちらは英語のページなので、こんな感じの登録ページみたいになっているんでしょうか。主にこんな本とか、ファッションについてのコンテンツになります。以上、Corinaの事例を紹介させていただきました。こんな方法もあるということで覚えていてください。
日本での成功事例
そして最後は、日本ではどうなの?実際にやってる人はいるの?という風に疑問に思われる方もいるので、私が見かけたパターンなんですが、日本でも実際にやって成功されている方がいらっしゃったので、その方のモデルケースをお伝えしたいと思います。
本の代金0円、送料300円のケース
まず本の代金をゼロ円という風にしています。実際にこのくらいの価格で売っているものを、今回だけゼロ円で売りますと広告しています。ただし送料だけ、送る代金だけ300円だけご負担くださいという風に書かれていました。なるほど、この価値ある本がゼロ円で入手できる。でも送料はかかるということで、300円は非常に出しやすいです。すごく上手いなと思いました。
3000円のオンラインコンテンツを提案
この本を申し込んだ人に対して次のページで何があったかというと、オンラインコンテンツを3000円で販売しますということです。この一番最初に出てきた本に付随する内容のオンラインコンテンツを3000円で売っているパターンです。
29800円のウェビナーを販売
3000円のオンラインコンテンツを買った人については、その次のページでさらに29,800円のウェビナー、少し長めでしっかりした価値の提供できるウェビナーを買いませんか?という風に販売されていました。
これを買うと90分ぐらいのコンテンツがあったりとか、あとは他の方のケースでは、たくさん動画があるとか、そんな感じの流れになっています。これもブックローンチのモデルケースとして取り入れていただけたらと思います。こちらの事例からわかることは、まず最初に本を販売していて、その代金を少額いただくということが共通の点になっています。
以上、ブックローンチを活用した事例についてお話しさせていただきました。
ブックローンチの実例まとめ
今回はブックローンチが実際にどう使われているのか、その実例を見てきました。今回の実例を通して、ブックローンチをビジネスに取り入れる方法をイメージしていただけたでしょうか?どの事例でも共通している点が、本来もっと価値がある本を、初回に限りタダに近い金額で販売し、購入してくれたお客様に対してもっと価値のある商品を提案するという流れです。ぜひあなたのビジネスにも取り入れてみてください。最後までご覧いただき、ありがとうございました。