「チャレンジローンチ」ってなに?初めてこの言葉を聞いた人も多いと思います。ローンチとは、商品を販売するときに売上アップにつなげる手法・戦略を指します。この販売方法は、海外では当たり前のように多くの起業家に取り入れられており、日本でも大手企業も「ローンチ」という言葉を使って販売をし、徐々に言葉も浸透しつつあります。
この記事では、チャレンジローンチがどのようなものか、まだイメージが浮かばない方の為に、マーケティングで取り入れたい、売上アップにつながるチャレンジローンチの特徴を3つに分けて解説していきます。バックエンド(本命商品)が高成約に繋がるのかも理解していただけますので、ぜひ読み進めてみてくださいね。
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チャレンジローンチを具体的に解説!チャレンジローンチの3つの特徴
まず、「ローンチ」という言葉さえ初めて聞いたというかもしれませんね。ローンチは英語で「Launch 」、直訳すると「新商品を売り出す」という意味があります。最近ではAppleや日本の大手企業も「新商品をローンチします」とか、「11月にローンチします!」など使っている所も見かけます。
元々は、海外の起業家Jeff Wallker(ジェフ・ウォーカー)が広げた大きな売り上げが上がるマーケティング手法で、ザ・ローンチという書籍からもマーケティング業界に大きな影響を与えました。普通のローンチだけでも100万円以上の大きな売上を上げるのが可能な手法ですが、ローンチにチャレンジという言葉がくっついた「チャレンジローンチ」とは、一体どのようなやり方なのでしょうか?
ここでチャレンジローンチの特徴をわかりやすく3つに分けて説明します。
- チャレンジローンチは参加者参加型の短期完結型講座
- 成果でみる短期間で実施するメリット
- チャレンジローンチの重要項目はお客様が一歩を進んだかどうか
それぞれ詳しく説明していきます。
#特徴1 チャレンジローンチは参加者参加型の短期完結型講座
チャレンジローンチを実際に実施してきましたが、もし私が日本語でわかりやすい言葉をつけるとしたら「お客さま参加型の短期完結講座」と名づけます。(漢字ばかりで見た目やさしくないですが汗)あ、マーケティング用語がわかる方は、「参加型のフロント講座」って言った方が理解が早いですかね?
今までの定番のフロントセミナーは?
これまでの定番のフロントセミナーのやり方を一度紹介しましょう。フロント講座は、本命商品を販売する前の段階で新規見込み客との接点を持つために行われます。だいたい2時間ぐらいの時間で参加費は3000円くらいを設定してあるパターンが多いです。そして、フロントセミナーはZoomだったり、会場だったり、たいてい前半にお客様が抱える問題の価値提供が行われ、後半は、問題を解決するためのたった一つの方法はバックエンドを購入することです、という感じでセミナーが行われます。
参加者側はというと、持ち物になっていたペンと紙を取り出し、前半は問題解決のために価値提供を熱心にひたすらメモをし、後半のバックエンドのセールスでは、表情が凍る。そして、クロージングされる頃には、迷いながら目の前の申込用紙とにらめっこ。一人のクローザー(もしくは既にバックエンドを買った先輩)がやってきて、「何を悩んでるんですか?」と優しく話しかけられる。
勘のいい人はセミナー終了と共に、即座に席を立って申し込まずに帰りますが、悩んでるとスタッフがどんどん自分の周りに集まってきます。セールスが上手い人やクローイングが上手なプロに囲まれたら、ドンと背中を押されて申し込んでしまい、会場を出るとき、帰り道、家に帰った後に、「本当に申し込んでよかったのだろうか…」と再び悩む時間が再開します。
もちろん、申し込んだならば、その後の成果が出る出ないは、よほどの詐欺商材でなければ本人次第なので、これで申し込んだ人も、結果申し込んでよかったと感じる事もあります。(以前の私です笑)
あぁ、書いてて切なくなってしまいました。受身体制で「ただ見てるだけ」「動画を見せられただけ」のフロントセミナーだと、参加者は常に受身になってしまい一方通行なんですよね。これが、「言われたから入りました感」を出してしまうんです。
チャレンジローンチが参加型の理由とは?
一方、参加型のチャレンジローンチとはどんな感じなのでしょう?チャレンジローンチは、先ほど話した通常のフロント講座と違って、お客さまが実際に参加してもらう構成になっています。講座の中で、お客様自身が体験しながら、実際に実践をして、自分自身で小さなステップを達成していくカリキュラムで構成されています。
実施期間は1日で終わるのではなく、7日、14日、21日などと、短期間の日程が設定されています。超具体的な方法は、後々お伝えしますが、実施カリキュラムは、毎日小さな課題がでて、それをどんどんクリアしてステップアップしていきます。短期の講座なので、お客さまもその期間だけは時間を作って集中して取り組んでくれます。
なので、お客様は問題解決にじっくり取り組む事ができ、また、セミナー主催者との接触時間も長くなります。そして、講座最終日に向けて、お客様が自分で「できた!」という満足な感覚を得ていただく事が可能です。
なので、最終日にバックエンドを提案すると、お客様が喜んで買ってくれます。むしろ、講座終了日が近づくとお客様から「次の講座は無いんですか?」とか、「有料でいいからこの先もサポートして欲しいです!」などと言われるくらい、お客様との関係性が構築でき、本命商品であるバックエンドがとても販売しやすいのが特徴です。
チャレンジローンチの成約率の比較
ちょっとバックエンドの成約率を比較してみましょう。これまでの定番のフロントセミナーでの成約率は10%あれば良い方。チャレンジローンチは70%以上の成約率が可能です!(実際私も実施して67%以上の成約率を保持していました)
どうです?成約率だけ見ても6~7倍の差が出てきます。30万円のバックエンドを用意して、参加者が100人だとしたら、売上は
- 旧ローンチ300万円
- チャレンジローンチの売上2010万円
ついでにお客さまの心境
- 旧ローンチ🤯
- チャレンジローンチ😆
こんな感じです。どうです?喜んであなたの商品を、前のめりで買ってくれるお客さまにだけサービスを売りたくなってきましたか?
#特徴2 成果で見る短期集中で実施するメリット
次に、チャレンジローンチの期間について簡単に説明しましょう。フロントセミナーは大体1日のみ、2~3時間で構成されていましたが、チャレンジローンチは数日間の日程を設定しています。これにはどんな意味が含まれているのでしょうか?
成果別:2時間のセミナーで得られる成果
定番のフロント講座の2時間で、お客様が得られるものは何でしょうか?2時間のうち1時間程度の価値提供なので、せいぜい情報をA4の紙2枚くらいに、走り書きしたメモ。その瞬間は、「有益情報で100万円の価値があるー!!」「いい情報もらったーーー!!」と思うかもしれませんが、自宅に帰って、そのA4の紙をただのゴミにする人が99%以上だと推測されます(下坂調べ)
また、2時間セミナーは大体後半はバックエンド(本商品)があると予想されるので、大切な価値が頭に入ってこなかったり、その後の勧誘ですべて吹っ飛んでしまいます。(これまた下坂調べ)
成果別:3ヶ月、6ヶ月の長期講座で得られる成果
3ヶ月〜6ヶ月、または1年単位の何かをマスターする講座はは、支払うお金と、時間の長さからもちゃんとやればしっかり成果も得られるでしょう。お金も時間もそれなりに使っているので当然ですよね。よくあるのがユーキャンの通信講座とか、認定講座の資格取得講座とかですね。
でも実は、参加側にとっては、そのスケジュールをあけたり継続すると言うハードルや、お金の問題があります。講座を受講するという大きなハードルもあるので、参加する前についつい後回しにしてしまったり、参加をやめてしまうパターンもありますね。
成果別:チャレンジローンチで得られる成果
では最後に、チャレンジローンチで得られる成果を見てみましょう。チャレンジローンチのイメージは、夏休みとかに行われる子供のスイミング教室の夏季短期集中講座をイメージしてみてください。「5日間でクロールをマスターしよう!」「3日で水慣れプールデビュー!」など。目的はクロールできるようになるとか、水に慣れるとか、そんな感じの小さな目標に一歩進む事です。
このように、チャレンジローンチの期間は、例えば、5日、7日、14日、21日くらいの短い期間で構成され、この期間に何かができるようになるという講座構成です。お客様目線で言うと、「たったこの期間だけでこんなに出来るようになった!」と、小さな成功を味わっていただく事が可能です。
3つの期間別の講座で得られる成果を比較すると、チャレンジローンチは、短期間でも目に見える成果を感じやすく、お客様が参加しやすい形になっている点がからも、満足度が非常に高くなることが理解できますね。
#特徴3 チャレンジローンチの重要項目はお客様が一歩を進んだかどうか
チャレンジローンチで得られる特徴と成果を解説してきましたが、チャレンジローンチで最も重要ポイントは、お客様が一歩を進めたかどうかです。世間には数々の講座やセミナーがありますが、それらの講座やセミナーの満足度は、売り上げに直結していると思いませんか?
逆に、参加しても、期待する成果が得られなかったり「時間を無駄にされた」と思ってしまっては、その人は二度とあなたの商品を買う事がないでしょう。それはビジネスチャンスを失ってしまい大変なデメリットですよね。
一般的なフロント講座は、お客様が成果を得られるのは、その先のバックエンド(本命商品)を買った場合なので、バックエンドを買わなかったお客様は実践にもつながらないし満足度も上がらないのです。これが理由ですね。
でも、まずは、お客さまに「簡単そう!」「自分にもできそう!」と思っていただき、一歩を踏み出してもらう事がとても大切です。そして、お客様自身が「習得できた!」「自分にもできた!」と感動を最初の接点の時点で味わってもらう事こそが、あなたの信用と信頼をえてサービスが求められて売り上げが上がる最も重要なポイントです。
チャレンジローンチは、お客様が一歩を進めたという体験を味わっていただく講座です。私も実施してきたチャレンジローンチでは、最終ウェビナーで「ありがとうございます!ありがとうございます!」とコメントが殺到して感謝してくれました。成果を感じてくれたお客様の生の声を聞く事ができて、私自身もやってよかったな〜と思うんですよね。
あなたもチャレンジローンチを企画して、感謝の言葉が殺到してサービスを求められる企画を持ちたくなりましたか?
チャレンジローンチが売上アップにつながる秘密まとめ
今回は、なぜチャレンジローンチを実施すると売り上げアップにつながるのかを解説しました。チャレンジローンチのやり方で講座を企画することで、お客様の達成感や満足感を上げる事ができ、その結果、成約率が大幅にアップに繋がり売り上げがあがります。
これからはお客様と共に成長する時代です。これまでの刈り取り型ビジネスではなく、お客様にしっかりと価値を提供し、お客様に求められる形でバックエンド商品を販売していくスタイルに変えていきませんか?この方法はセールスが苦手な人や、金銭的なブロックがある人にこそ、オススメしたいです。是非、そんな人はチャレンジローンチをやってみて欲しいなと思います。
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